都市伝説のメリーさんを追い、煩悩だらけの禅僧 最期の夢に伴走した中村高寛監督が20年を振り返る
“青い目の禅僧”ヘンリ・ミトワの生涯を追ったドキュメンタリー映画『禅と骨』。横浜出身の日系米国人が求め続けた家族像と夢が浮かび上がる。 都市伝説として知られていた“白いメリーさん…
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“青い目の禅僧”ヘンリ・ミトワの生涯を追ったドキュメンタリー映画『禅と骨』。横浜出身の日系米国人が求め続けた家族像と夢が浮かび上がる。 都市伝説として知られていた“白いメリーさん…
<p> 家の中に赤の他人がいる。かなり不気味なシチュエーションである。ただし、その他人との間に婚姻届が交わされていれば、他人同士は夫婦として世間から認められた当たり前の光景となる。でも、ときどき妻(夫)もしくは同棲中の恋人が、まったく見も知らぬ他人に感じる瞬間はないだろうか。紅茶に入れた角砂糖が溶け出していくように、当たり前だと思っていた日常風景が少しずつ壊れていき、やがては世界全体が崩壊へと向かっていく。黒沢清監督の最新作『散歩する侵略者』は、ありきたりな夫婦の関係の変化から世界の滅亡が始まるスケールの大きなSFサスペンスとなっている。</p>
<p> 康芳夫といえば、伝説の興行師だ。モハメド・アリを日本に呼ぶために、イスラム教に入信。アントニオ猪木とアリとの異種格闘技戦ではフィクサーとして暗躍した。ネッシー探検隊の結成、人間かチンパンジーかで世間を騒がせたオリバー君を日本に連れてきたのもこの人。戦後最大の奇書と呼ばれる『家畜人ヤプー』の出版者としても知られる。国際暗黒プロデューサー、虚業</p>
『-島ぜんぶでおーきな祭-第9回沖縄国際映画祭-』公式サイトより2009年に始まって、毎年開催されている吉本興業の『沖縄国際映画祭』。すでに来年の開催も決定しているが、お笑い関係者は「正直、赤字続きで、いつやめてもおかしくない状態です」と、声を潜める。そもそも同映画祭が始まったのは、大崎洋社長の“鶴の一声”だったという。
「もともとはパチンコメーカーの京楽と組んで、将来的に沖縄に造られるかもしれないカジノを含む統合型リゾートの利権に食い込むのが狙いだったとされています」(前出関係者)
しかし現時点では、その目的が大きく転換しているとのことだ。
「現状では沖縄に統合型リゾートができるという確約もないし、京楽がその担い手になるとも限らない。吉本としても、今の体制でカジノ利権を手にできる可能性は、決して高くないわけです。にもかかわらず沖縄にこだわり続けるのは、“大崎社長が沖縄の地元の人々と仲良くなりすぎたから”だそうです」(同)
頻繁に沖縄へ足を運んでいるという大崎社長。地元の企業や実力者たちとのコネクションも、相当強固なものとなっているようだ。
「大崎社長は沖縄をエンタメの拠点にしたいとの構想を掲げています。それは本当なんでしょうが、それと同時に、沖縄の関係者に“お金を落としたい”という側面もあるようですね。例えば、映画祭の時は東京や大阪から吉本の若手芸人が多数沖縄に駆り出されるわけですが、芸人たちが泊まるホテルは大崎社長とつながっている業者だとか。それが高級なら別にいいんでしょうが、ちょっと狭めの部屋に何人もの芸人が入れられてしまうそうで、不満も出ているようですよ」(同)
当初の目的とはだいぶ異なる方向へ進んでいるといえそうな吉本の沖縄戦略だが、そこで浮上したのがスクール事業。吉本は、この7月から8月にかけて「ラフ&ピース ツアー 2017」として、エンタメ業界を体験するワークショップを、沖縄を中心に開催。芸人・パフォーマーだけでなく、エンタメ業界の裏方や、マンガやアニメを制作するクリエーターの育成に取り組んでいる。さらに来年4月には、エンタメ関連人材育成のための専門学校を沖縄に開校することも決定している。
「大崎社長としても、沖縄とのつながりが強すぎて、もはや引くに引けない状況。でも、ただ映画祭を開くだけだと、赤字が増えていってしまう。それならば、いっそのこと沖縄にエンターテインメントの拠点を作って、ビジネスが成立するようにすればいいのでは? という発想のようですね。エンタメのスクールを作るのはその足がかりなんだと思います」(同)
映画祭は来年で10周年を迎える。この10年で吉本が沖縄にもたらしたものはなんなのか、そして今後、何をもたらしていくのか。しっかり見届ける必要があるだろう。
<p> 司馬遼太郎原作、原田眞人監督の映画『関ヶ原』が8月26日(土)から劇場公開される。1600年に石田三成を中心にした西軍と徳川家康率いる東軍とが激突した戦国史上最大の野戦として知られる関ヶ原の戦いは、両軍合わせて20万人近くが動員されたスケールの大きさから映像化は困難とされてきた。NHK大河ドラマ『真田丸』では、関ヶ原での決戦シーンはわずか1分足らずで済まされてしまったほど。真っ正面から描くことが難しいこの題材を、『クライマーズ・ハイ』(08)や『日本のいちばん長い日』(15)など群像劇を得意とする原田監督は、三成=岡田准一、家康=役所広司というキャスティングで映画化に漕ぎ着けている。だが、司馬遼太郎の『関ヶ原』の映像化はこれが初めてではない。1981年にTBSが三夜連続でドラマ化しており、TBS版『関ヶ原』は“奇跡のキャスティング”と謳われるほどの超オールスターキャストだった。</p>
<p> オランダ出身のポール・バーホーベン監督といえば、『ロボコップ』(87)や『スターシップ・トゥルーパーズ』(97)などのエンタメ作品の中にサディスティックなテイストをこってり盛り込んだことで知られている。自分の中の変態性を作品の中にぶちまけることで人気を博してきた。また、『氷の微笑』(92)のシャロン・ストーンや『ショーガール』(95)のエリザベス・バークレーといった“強い女”を愛して止まない監督でもある。最新作『エル ELLE』(フランス語で彼女の意味)では、『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』(86)の作者フィリップ・ディジャンの原作小説を得て、持ち前の変態性をいかんなく発揮してみせている。</p>
<p> 8月19日(土)~9月1日(金)にキネカ大森で開催される毎年恒例の「夏のホラー秘宝まつり2017」で、梅沢壮一監督の映画『血を吸う粘土』が上映される。</p>
<p> ドラマ『妖怪人間ベム』や映画『桐島、部活やめるってよ』などなど、数々の作品で特殊造型&特殊メイクを手がけてきた梅沢監督だけに、悪魔の粘土「カカメ」がみんなに取り憑いていって……という、造型&メイクにこだわりまくったこの作品。</p>
<p> 主演は「ミスiD 2017」グランプリの武田杏香。さらに「ミスiD 2017」を受賞した杉本桃花、藤田恵名、牧原ゆゆが出演する。</p>
<p>……ということで「ミスiD」の4人に、『血を吸う粘土』&「ミスiD」への思いを語ってもらった。<br />
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<p> 2017年8月7日、ゴジラ俳優が亡くなった。1954年に劇場公開された大ヒット映画『ゴジラ』で、怪獣ゴジラのぬいぐるみ役者(スーツアクター)を務めた中島春雄さんが88歳の生涯を終えた。14年に新書版が発売された中島さんの自伝『怪獣人生 元祖ゴジラ俳優・中島春雄』(洋泉社)を読むと、怪獣映画の金字塔となる第1作『ゴジラ』の撮影現場の熱気をありありと感じることができる。</p>
<p>「G作品」と表紙に書かれた奇妙な台本を、東宝撮影所で中島さんが渡されたのは25歳のとき。当時の東宝は所属俳優がおよそ200人いたが、スター級の「Aホーム」と大部屋俳優の「Bホーム」とに分かれていた。「Bホーム」はさらに2つに分かれ、東宝に入って5年目になる中島さんはエキストラや吹替え(スタント)もやるB2の役者だった。</p>
元SMAPの木村拓哉が主演する映画『検察側の罪人』(2018年公開)の撮影が順調に進んでいる。木村が演じるのは、東京地検のエリート検事・最上。その後輩・沖野を演じるのは、嵐の二宮和也だ。木村と二宮が俳優として共演するのは本作が初めてだが、裏で2人の扱いについて、ひと悶着あったという。芸能記者が明かす。
「一部メディアが“木村と二宮のダブル主演”と報じたところ、ジャニーズ事務所から『ダブル主演ではない、主演は木村です!』と、強い抗議があったというんです」
確かに公式な発表では木村が主演であり、二宮はあくまで二番手の出演者という扱いだ。ジャニーズサイドの言い分はまったくおかしくないのだが、わざわざ抗議をするほどではないという声も上がっている。
「これくらいであれば、ジャニーズといえども、スルーすることは珍しくない。でも、木村については、話は別。SMAPの解散騒動でイメージが悪くなり、人気低下がささやかれている中、一部では“二宮ありきのキャスティング”だったのではないかともいわれていましたからね。“木村の格が落ちた”みたいな表現はNG。ジャニーズとしては、木村の絶対的地位が崩れるなんてあってはならないことので、しっかりくぎを刺したのだと思います」(同)
ジャニーズがここまで木村の存在感を主張するのには、ワケがある。
「解散騒動で、木村は、ジャニーズの女帝であるメリー喜多川副社長側につきました。飯島マネジャーがいた頃の木村は、ジャニーズ内では“傍流”でしたが、解散騒動を経てメリー副社長直系の“本流”となったわけです。今なおジャニーズ事務所は、メリー副社長の影響力が絶大ですからね。メリーさんの肝いり案件となった木村は、飯島派時代よりも、業界的には、かなり扱いにくい存在になっていると思います」(同)
ジャニーズは木村の“格”を強調していくのかもしれないが、その一方で、今年4月公開の主演映画『無限の住人』は、お世辞にも大ヒットと呼べるような興行収入ではなかった。
「どう考えても、木村の人気はピークを過ぎています。にもかかわらず、ここにきてジャニーズが木村をプッシュするというのは、愚策にほかならない。業界内でも“数字を持ってないキムタクに、気を使う必要はないな”と、ジャニーズからの圧力を無視し始める関係者も増えているとか。このまま“キムタク天下”の状況を続けるというのであれば、木村の不人気とともに、ジャニーズの影響力も低下していくのではないかといわれています」(同)
もし『検察側の罪人』が大コケしたら、「主演・木村拓哉」が戦犯となることは間違いないだろう。「“二宮とのダブル主演”ということにしておけば、よかったのに……」とならなければよいが……。
<p> 自分の居場所がどこにもない、誰からも必要とされていない。現代人にとって、とても切実な問題だ。イス取りゲームのように、ようやく自分が腰かけられるイスを見つけても、すぐに音楽が流れ始め、再び数少ないイスを奪い合うはめに陥る。「こんなゲーム、やめよう」と誰も言い出せないまま、また音楽が流れ始める。それならいっそ、どこかイスのない世界を見つけたい。スイスの児童文学『アルプスの少女ハイジ』は、高畑勲(演出)、宮崎駿(場面設定・画面構成)が手掛けたテレビアニメシリーズ(フジテレビ系/1979年)で日本でもおなじみの作品。スイス・ドイツ合作映画として実写化された『ハイジ アルプスの物語』を観ると、ひとりの少女の居場所さがしという現代的なテーマが込められた物語であることに気づかされる。</p>
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