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新婚1年目の元テレ東アナ・紺野あさ美に、早くも“別居”危機? 夫の緊急トレードで……

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紺野あさ美インスタグラム(asami__k)より

 ヤクルト、日本ハムの両球団は、杉浦稔大投手(ヤクルト)と屋宜照悟投手(日本ハム)とのトレードが7月24日に成立したことを発表。杉浦は今年1月に元モーニング娘。の紺野あさ美と結婚したばかりだが、早くも別居の危機が訪れている。

 2013年に国学院大学からドラフト1位でヤクルトに入団した杉浦は、即戦力として期待されたものの、けがなどの影響で、14年は4試合、15年は7試合、16年は17試合しか登板しておらず、3年間でわずか6勝止まり。今季こそは飛躍を果たす年になるはずだったが、4月26日を最後に1軍登板はなく、日ハムへのトレードが決まった。

 杉浦と紺野はともに北海道出身で、2人は元日に杉浦の故郷である帯広で婚姻届を提出。入籍報告の際には、「同郷だからか、食や音楽の好みも似ているところが多く……」と述べており、北海道への移籍は喜ばしいニュースのように思われる。しかし実際は、新婚早々大変な苦労を強いられそうだ。スポーツライターが語る。

「日ハムの2軍の本拠地はいまだ千葉県鎌ヶ谷市で、練習もイースタン・リーグの試合もここで行われるため、基本的に2軍選手が北海道へ行くことはありません。困るのは、1軍と2軍を行ったり来たりする選手。独身であれば、寮があるのでそちらに住めばいいですが、家族がいる場合は、どちらかに居を構えなくてはいけません。プロ野球選手は11月から1月まではオフですし、2月はキャンプで家を空けるので、日ハムの中には、東京に家族を住まわせ、北海道に単身赴任している選手もいます。年に10試合程度、東京ドームで試合をしますし、ロッテ戦、西武戦も自宅から通えますしね」

 となれば、杉浦・紺野夫妻も、とりあえずは関東地方に住めばよさそうなものだが、そう簡単にはいかないようだ。

「杉浦は今年、2軍でもほとんど投げていないので、日ハムでも2軍スタートでしょう。ただ、関東に住むと1軍定着を望んでいないようにも見えてしまいますし、北海道に住めば別居生活を強いられてしまう。紺野は7月に妊娠を発表したばかりなので、移動が重なるのも心配ですしね。これを解決するただひとつの方法は、杉浦が1軍に定着することですが、トレード相手の屋宜は、ほとんど実績がゼロの選手。そんな屋宜が、大卒4年目ドラ1のトレード相手ということは、杉浦の状態がよほど悪いということでしょう」(同)

 成績が振るわぬ夫を支えるために紺野が働きに出るなら、出身地であり、ネームバリューも効きそうな北海道は有利に思えるが、夫が鎌ヶ谷にいるようでは「旦那はほったらかしか」との声も飛んできそう。杉浦夫妻にとって、故郷・北海道へのトレードは悩ましいものとなりそうだ。

前代未聞の不祥事発生! 未成年の人気女子プロレスラーが、友人レスラーをケンカで負傷させ逮捕される

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「アイスリボン」公式サイトより

 女子プロレス界で前代未聞の不祥事が発生した。「アイスリボン」に所属する未成年の人気女子プロレスラーA(19)が、ケンカで逮捕されたのだ。

 同団体の説明によると22日深夜、埼玉県内でAと長年の相談相手だった友人レスラーB(25)の間にトラブルが発生。その際にAがBを負傷させ、近隣住人の通報によって、駆けつけた警察官に逮捕されたという。24日現在、Aは警察署に留置されている。

 詳しい経緯は不明で、未成年であることからAの名前は伏せられ、被害者となったBについても、本人の希望により名前は公表されていない。同団体によると、Bからはケガの状況の説明も得られていないという。今後の対応については、Aの釈放後、本人、両親と話し合った上で決められることになった。

 Aは若くしてプロレスデビューを果たし、キュートなルックスで男性ファンも多く、同団体には欠かせない選手だ。

「昔なら、男子レスラーが酒に酔ってケンカするケースは少なくなかったようですが、最近ではほとんど聞きませんね。ましてや、女子レスラー同士がケンカして逮捕されるなんて聞いたことがありません。被害者として有力とみられる選手は翌23日に試合に出場しているので、ケガの程度は軽傷でしょう。Bが被害届を出さない限り、Aが罪に問われる可能性は低いと思います」(スポーツ紙記者)

 仮にAが無罪放免となっても、プロレスラーは人気商売。イメージダウンは免れない。Aは23日に予定されていた試合を“体調不良”名目で欠場。当面試合に出ることはできないため、プロレスファンの間で特定されてしまうのは時間の問題だ。

 Aは一定の謹慎期間を経て復帰がかなっても、“十字架”を背負い続けなければならないだろう。プロレスラーはリングを降りたら、紳士・淑女であるべき。闘うのは、リング上だけにしてほしいものだ。
(文=田中七男)

まるで「暴力団巨人組」だ……山口俊投手の“泥酔暴行”球団内の「誰も知らなかった」は本当か?

<p> 不祥事が相次ぐプロ野球・読売ジャイアンツの選手が、今度は泥酔暴行事件を起こした。</p>

<p> 事件を起こした山口俊投手は11日未明、都内の病院でドアを破壊した上、警備員に暴行していた疑いが持たれている。関係者によると当日、山口は東京・目黒区の飲食店で友人と酒を飲んで酔っ払い、ガラスで右手をケガしたことから病院に行ったが、そこで大暴れしたという。警察は病院と警備員から出された器物損壊と傷害の被害届を受理し、現在捜査中だ。</p>

<p>「110番通報があって警察官が現場に駆けつけたところ、同行者に『まずいよ、ここにいたら』などと言われ、山口は現場から逃げ去っていたとか。それが事実なら、なお悪質」(前出関係者)</p>

「旭日旗問題」でAFCが川崎の上訴を棄却! 一方、済州「乱闘」は罰則軽減に

サッカー「旭日旗問題」AFCが川崎の上訴を棄却! 一方、済州「乱闘」は罰則軽減にの画像1
イメージ画像(Thinkstockより)

 アジア・サッカー連盟(AFC)が7月20日、旭日旗問題で科された処分を不服とする川崎フロンターレの上訴を退けた。このニュースは、日韓両国で大きな波紋を呼んでいる。

 事の発端は、4月25日に韓国水原(スウォン)で行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の川崎 VS 水原三星の試合で、川崎のサポーター2人が旭日旗を掲げたことだった。水原側はこの行為についてAFC派遣の監査官に報告した上で、サポーターが掲げた旗を没収。試合後には、水原サポーターが川崎側観客席に押し寄せる騒ぎも起きた。

 騒動を受け、AFCは5月2日に「政治的な差別の意図」と「観衆に対する責任」を理由として、川崎に対し1年間の執行猶予付きでAFC主催試合でのホーム戦1試合を無観客試合とする処分と、罰金1万5,000ドル(約170万円)を科すことを発表。川崎側は「旭日旗に政治的、差別的な意図はない」として7月14日、AFCに反論の書類を提出し、上訴していた。

 この上訴が退けられたことは、韓国メディアでも大きく報じられている。「聯合ニュース」は「AFC、“旭日旗応援”で懲戒の日本サッカーチームの上訴棄却は“理由なし”」という見出しで、これまでの日本の対応について不満そうに報じている。旭日旗を掲げた問題と川崎への懲戒処分について振り返りながら、「この事実が伝えられると、日本では政界でも“旭日旗での応援は問題がない”という立場をAFCに伝えなければならないという主張がされていた」と強調。「菅義偉官房長官も“旭日旗は日本国内では幅広く使われている”とかばった」と、その対応を疑問視するようにつづった。

 一方、「スポータルコリア」は、「AFC、川崎の旭日旗懲戒に対する上訴棄却…無観客懲戒適用」との見出しで旭日旗について詳しく論じた。記事では「旭日旗は1870年日本帝国陸軍旗に指定され、1920~30年代まで広く使われていた。現在は陸上自衛隊と海上自衛隊が使用している」と説明し、「軍隊で使われている旗だが、歴史的には日本の軍国主義、帝国主義を象徴する。日本の侵略を受けた韓国、中国などでは否定的なシンボルだ。まして日本の極右主義者たちは政治的な行為のたびに旭日旗を振りかざす。政治的であるほかにない」と言い切っている。

 今回の上訴棄却を受け、韓国のネット上では多くの意見が寄せられている。「絶対に懲戒は受けなければいけない」「当然だ。1、2回のことじゃないだろ?」「日本のチームが他国のチームと試合するときに戦犯旗を掲げたら、無条件に没収しなければ!」と、今回の問題に焦点を当てたものがある一方で、「戦犯旗を誇らしいものと感じていること自体が、日本の歴史教育の至らなさ」「後進的な国民性がわかるよ」「問題ばかり起こす民族」「ドイツのように過ちを認めて反省すれば、日本と手をつなぐのに…」などと日本に対する否定的なコメントも見られた。

 ちなみにこの裏では、5月31日の浦和レッズ VS 済州ユナイテッドの試合で起きた乱闘劇に関しても動きがあった。済州の控え選手が浦和の選手に強烈なひじ打ちを浴びせるなどした事件は記憶に新しいだろうが、済州は7月20日に公式ホームページで、AFCが済州の提出した資料と再審議要請などを受け、エルボーを見舞ったペク・ドンギュの出場停止期間を3カ月から2カ月に軽減するなど、処分を緩和したと伝えたのだった。少なからず、済州の要求がのまれたわけだ。

 サッカーでも何かと問題の多い日本と韓国だが、今回の川崎の上訴棄却は、今後両国に、どのような影響を与えていくのだろうか?
(文=李仁守)

●参考記事
・川崎フロンターレ韓国人GKチョン・ソンリョンに聞く「J」と「K」
http://s-korea.jp/archives/17978?zo

・Kリーグにおける日本人選手の評価は? 蔚山に移籍した阿部拓馬は成功できるのか
http://s-korea.jp/archives/17971?zo

「号泣謝罪会見」必須!? 飲酒・暴行騒動の巨人・山口俊投手は、今後はどうなるのか

「号泣謝罪会見」必須!? 飲酒・暴行騒動の巨人・山口俊投手は、今後はどうなるのかの画像1
読売ジャイアンツ公式サイトより

 プロ野球・巨人の山口俊投手に、飲酒による暴力トラブル疑惑が浮上。今年、FA移籍でDeNAから巨人にやって来た“期待の星”が一転、選手生命の危機にさらされている。

 7月18日の中日戦で予告先発投手に指名されていた山口。しかし試合開始直前、山口が11日に泥酔して負傷し、治療のために訪れた病院で扉を壊したり警備員を負傷させたりした疑いが発覚したため、先発は急遽、高木勇人投手へと変更された。

 山口は2005年にドラフト1位で横浜(現DeNA)に入団し、昨年末、FA権を行使し巨人に移籍。年俸は3年総額7億円といわれている。しかし今シーズンは開幕に出遅れここまで4試合に登板し、わずか1勝をあげただけ。期待外れの上での大失態だが、山口の今後はどうなるのか? 長年にわたってプロ野球の記事を書き続けてきたフリーライターは語る。

「まだ疑惑の段階ですが、傷害の被害届が受理されるようなら“アウト”でしょう。巨人はずっと『紳士たれ』というスローガンを掲げてきましたが、一昨年の賭博騒動で一気にダーティーなイメージが強くなりました。コンプライアンスが厳しく問われる今、泥酔した挙句に暴力を振るうというのはイメージが悪すぎます。これが生え抜きのスターだった場合、球団もなんとか選手を守る方向に走るでしょうが、もともと“外様”に冷たいのも巨人の伝統です。事件化するようならスッパリ切るでしょう」

 ただし、現時点(19日13時時点)では情報が錯綜しており、

「すぐに署員が現場に駆けつけたが『被疑者は立ち去ったあとだった』」
「被害届によると、けがの程度は全治2週間」(いずれも「東京スポーツ」より)

 といった情報もあるが、この手のトラブルは最終的に示談で終わることが多い。もしそうなれば、巨人は今回の問題をどう終わらせるのか?

「巨人は今シーズン、山口のほか、北海道日本ハムから陽岱鋼を、福岡ソフトバンクから森福允彦をFAで獲得しましたが、3人とも満足のいく成績を残していません。そんな今、山口をクビにすると、ファンの怒りが山口から球団全体に向かいかねません。だから『示談→謹慎』という形が巨人にとってはベストでしょう。何せ今季の巨人はすでに優勝は絶望的。山口が欠けても痛くも痒くもありません。山口本人に求められるのは、とりあえず“火消し”としての謝罪会見です。山口は昨年FA宣言をした際、『プロ野球選手としての評価を聞きたい』と言いながら涙を流した過去の持ち主。ここも“号泣謝罪会見”でしょうね。丸坊主にしている可能性もあると思います。ただ、もともとメンタルに課題がある山口なので、ヤジられた時などに対処できるかどうか、復帰しても悩みは尽きないでしょうね」(同上)

 今シーズンも踏んだり蹴ったりの巨人だが、今回の一件で高橋由伸監督の眉間のシワはますます深くなりそうだ。

明石家さんまより好印象!? サッカー関係者に聞いた、小柳ルミ子「解説者デビュー」の点数は?

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 15日、フジテレビ系で生中継された『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』は、ドイツ・ブンデスリーガの強豪であるドルトムントが浦和レッズに2-3で逆転勝ちを収めた。

 久しぶりにJリーグクラブの試合が地上波ゴールデンタイムで放送されたこともあり、普段はJリーグに無関心な層も視聴していたようだ。“あの”上西小百合衆院議員もサポーターを挑発するようなツイートをし、物議を醸している。

 そんな中、サッカー関係者やファンたちが試合以上に注目していたことがある。小柳ルミ子の副音声解説だ。

 小柳といえば筋金入りのサッカー通で知られ、12年間もつけ続けている観戦記「ルミ子ノート」は100冊以上に及ぶという。

 日本では、スポーツのビッグイベントに著名なタレントが起用されることが多い。サッカーでいえば、長きにわたり明石家さんまがそのイスに座っていた。だが近年、サッカーファンの中でさんまへの嫌悪感が高まっていることもあってか(参考記事)、今回新たに小柳が起用されたわけだが、解説力はいかほどだったか? サッカー関係者やライターに聞いてみた。

「ハーフタイムには、スタジオに駆けつけたドルトムントの香川真司に『1年間2,000試合くらい見て、ドルトムントの試合も全部見ています』『ボス監督なら香川選手を上手に使う。前監督の時は、私は(香川を使わないから)イライラしていました。(今シーズンは)もっとガンガンシュートしてください』とダメ出し、香川を苦笑いさせていましたが、そのあたりはさんまさんぽかったですよね(笑)。『○○試合見ている』といったアピールではなく、『前監督の戦術は○○で合わなかったけど、ボス監督は○○なので合うはず』といった分析が欲しかったです。100点満点でいったら、40点くらいでしょうか」(サッカー関係者)

 一方、好意的な意見も。

「僕は85点くらいの評価ですね。立ち上がりの10分で浦和のラインがズルズルと下がった時には、『浦和は相手のスピードを脅威に感じだしている』と考察し、実際にポゼッション率は26:74で浦和が押し込まれていました。さらに、『ドルトムントが15分くらいでゴールを入れないと、浦和に流れきますよ』と試合を読み、その7分後にセットプレーから浦和が先制点を奪いました。サッカーの流れやリズムなど空気感を理解していましたし、タレント解説の枠を超えていたと思います」(サッカーライター)

 では、今後も小柳が起用されることはあるのだろうか?

「あるのではないでしょうか。間違いなく、さんまさんより詳しいと思いますよ」(同)

「サッカーは人生の縮図、社会の縮図、人間関係の縮図」「サッカー選手はみんな息子。全員私の子宮から生まれた(笑)。だからいつもケガが心配」「サッカーと芸能界は通ずるところがある。DFはマネージャー。ミスしたら即失点につながる」など数々の名言が飛び出し、初解説とは思えぬ饒舌っぷりで視聴者を大いに楽しませた小柳。小柳が解説を務めるということで、ポータルサイトのトップニュースに試合の記事が上がるなど、パブリシティ効果もあった。今回の起用は、成功といえるのではないだろうか。
(文=TV Journal編集部)

まさか、パチューカ! サッカー日本代表・本田圭佑にとって“メキシコ移籍”は「いいことづくめ」!?

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 サッカー日本代表FW・本田圭佑の新天地が、メキシコ1部リーグのパチューカに決まった。ACミラン(イタリア)との契約が6月30日に満了した本田は、移籍先としてラス・パルマスやレバンテ(ともにスペイン)、ガラタサライ(トルコ)、シアトル・サウンダーズ(アメリカ)などのクラブが取り沙汰されてきた。

「まさかのメキシコとは、誰もが予想しなかった移籍先ですね。ただ、本田の理想と現実を考えると、絶妙な落としどころと言えそうです。かつての名門とはいえ、財政難で実力的には2流クラブに落ちぶれたミランでさしたる実績を残せなかった本田を獲得しようとするクラブは、イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランスの、いわゆる5大リーグでは皆無でしょう。実力的には、下位クラブなら可能性があったのでしょうが、そうしたクラブは本田が望む高額年俸を支払えるだけの財力がない。具体的なオファーがあったガラタサライはトルコの名門ですが、ステータスを人一倍気にする本田としては、5大リーグに属さないクラブは受け入れられなかったのでしょう。しかし、メキシコリーグならば欧州における“格”にとらわれる必要はないし、北中米エリアではナンバー1のリーグで、引退間際の欧州の選手が多く移籍するアメリカのMLSと違って“都落ち感”もそれほどないですからね」(サッカーライター)

 日本ではあまり馴染みがないかもしれないが、実はメキシコリーグは多くが金満クラブで、所属選手の待遇もすこぶるいい。南米のクラブのように財政難に陥っているわけではないし、MLSのように低予算で運営されているわけではないので、メキシコのクラブにはメキシコ代表や南米の有力選手が多く集まり、活況を呈しているのだ。

「5大リーグの中堅クラブと同等か、それ以上の年俸ですよ。なので、メキシコ代表の選手の多くは国内でプレーしています。メキシコ代表といえば、W杯でベスト8やベスト16の常連ですから、そうした選手たちがプレーするリーグのレベルが低いわけがありません。しかも、移籍先のパチューカはリーグでも名門で、今年12月にUAEで開催されるクラブW杯に北中米カリブ海王者として出場します。欧州の下位クラブに移籍していたら、クラブW杯への出場なんて叶わないですからね。本田の自尊心を満たすという意味では、パチューカは最適のクラブと言っていいでしょう。また本田は、引退後はアメリカでのビジネスを視野に入れているので、隣接するメキシコは地理的にも都合がいい」(同)

 高年俸が保障され、リーグのレベルもステータスもそれなりに高く、引退後のビジネスにも好都合と、いいことづくめの移籍のようだが、果たして本田は新天地で活躍できるのか。

「メキシコの選手は俊敏で、テクニックに優れています。この点で、本田はかなり見劣りがします。チーム戦術も、本田の苦手なドリブルなどの個人技が主体です。ただ、本田のようなパサーがうまくチームにハマれば、戦術の絶妙なスパイスとなる可能性もなきにしもあらずです。メキシコ人は日本人と似たような体格なので、フィジカル的にも通用するはず。メキシコリーグは、かつて福田健二氏(横浜FC・強化ダイレクター)が同じパチューカでプレーしたことがありますが、目立つような活躍はできませんでした。本田がそれなりの実績を残せば、メキシコリーグで活躍した最初の日本人として、多くの人々の記憶に残るかもしれません。つくづく、いい移籍先を選択したと思いますよ」(同)

 メキシコリーグは21日に開幕するが、パチューカは23日にクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルと開幕戦を戦う。この試合が本田のデビュー戦となる可能性がある。本田が「集大成」と語る来年のロシアW杯へ向けて好発進できるか、要注目である。

視点を変えると見方も変わる――開幕直前『世界パラ陸上』はどう見るべき?

<p> トップアスリートたちが2年に1度、世界一を目指して競う陸上の世界大会が間もなくロンドンで幕を開ける。</p>

<p> と書くと、織田裕二の季節を想像する人が多いだろう。もちろん、織田が20年目、11大会連続でメインキャスターを務めるTBS系『世界陸上ロンドン』(8月4日~)も楽しみなのだが、今年はその前、7月14日から、同じロンドンを舞台にして2年に1度の『世界パラ陸上』も行われる。</p>

<p>『世界陸上』と『世界パラ陸上』が同一会場で開催されるのは、史上初の試みだ。こちらの放送はNHK BS1。当然、織田も中井美穂も出てこない。</p>

<p> TBSのさまざまなスポーツ番組、スポーツニュースで陸上の話題が増えているように、NHK BSでもパラ陸上に関する話題は増えている。そのひとつが、9日夜に放送された『T44 T54 ~パラアスリート 私の視点~』だ。<br />
</p>

原因はGK・西川周作の不調? 浦和レッズ「J1前半戦8位転落」の裏に、いったい何が?

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浦和レッズ公式サイトより

「次のアルビレックス新潟戦から(天皇杯3回戦・ロアッソ熊本戦と)連勝しなければ、まず私がチームを去る」

 7月5日に行われた川崎フロンターレ戦で1-4と大敗した浦和レッズのミハイロ・ペトロビッチ監督は、辞任を求めるサポーターたちに、そう約束した。

 その結果はというと、新潟に2-1で辛くも勝利。これで次は熊本に勝利すればサポーターも納得するかと思ったが、事は単純にはいかなそうだ。試合後、サポーターの間では、現在の浦和を支持するかどうかで対立が起こっていた。現地取材をしていたサッカーライターは言う。

「新潟は、浦和に負けて6連敗となったのですが、これは10年ぶりのタイとなるワースト記録です。5月に就任した呂比須ワグナー監督の手腕にも疑問符が付く。そんな状態の新潟に、2-1の苦勝。次なる相手の熊本も、J2の上位クラブではない。その2チームに勝つという宣言よりも、『今季、何かしらタイトルを獲れなければ辞任する』くらいをサポーターは求めていたのではないでしょうか」

 4月末までは好調だった浦和だが、現在は8位まで順位を落としてしまった。「アジアチャンピオンズリーグ(ACL)との過密日程が原因」と指摘する声もあるが、同じくACLで勝ち残っている川崎は3位につけている。

「Jリーグは、何かあると過密日程を言い訳にますが、現在の浦和は、正GKである西川周作のパフォーマンスが昨年のように神がかっていないことが失点の多さにつながっていると思います。西川は、今年3月に行われた2018 FIFAワールドカップロシア大会アジア最終予選第6戦のUAE戦で、日本代表の正GKの座を川島永嗣に奪われました。以降、どこか自信を失っているように見えます。もしかすると、ハリルホジッチ監督のケアに問題があったのかもしれません。いずれにしろ、西川が昨年のようなパフォーマンスを取り戻さない限り、もともと守備が得意ではない浦和は立ち直らないと思います。熊本戦だって、このままでは何が起こるかわからない」(同)

 さらに、こんな指摘も。

「ペトロビッチ監督の時は優勝できなかったサンフレッチェ広島を3度も優勝に導いた森保一監督が先日、辞任してフリーになりました。森保監督を引き抜けば、守備の問題はすぐに改善されると思います」(同)

 浦和が再び常勝街道に乗るためには、西川の復活を待つか、監督を代えるしか手はなさそうだ。
(文=TV Journal編集部)

大田泰示もロペスも「出てよかった」!? 次に、巨人を辞めて活躍するのは誰だ

大田泰示もロペスも「出てよかった」!? 次に、巨人を辞めて活躍するのは誰だの画像1
読売ジャイアンツ公式サイトより

 シーズン前に超大型補強を行いながら、6月には13連敗を記録し、下位に低迷するプロ野球・読売ジャイアンツ。一方では、チームを出た選手が成績を伸ばす例が相次いでいる。

 今シーズン、巨人を出て素質が開花したのが、北海道日本ハムファイターズに移籍した大田泰示だ。6月に行われた巨人との交流戦では、10打数7安打2ホームランと大活躍。巨人時代には、松井秀喜がつけていた「55」という背番号をもらいながら、どうしても芽が出なかった大田だが、ホームラン数はすでに2ケタの10本に達しており、立派に日本ハムでレギュラーの座を獲得している。

 巨人を出た後に成績を伸ばしているのは、横浜DeNAベイスターズのロペスも同様だ。巨人在籍時も、そこそこの数字を残したロペスだが、DeNAに移籍するとホームラン数は25本(2015年)→34本(16年)と年を追うごとに上昇。今季は7日現在で打率.315(セ・リーグ5位)、ホームラン18本(同3位)と、好調をキープしている。なぜ巨人を出た途端、成績が上がるのか? スポーツライターが語る。

「現在巨人には、他球団からFAで加入した選手が、“出戻り”の脇谷亮太を含めて9人(脇谷のほか、大竹寛、杉内俊哉、村田修一、片岡治大、相川亮二、陽岱鋼、山口俊、森福允彦)おり、さらに昨年はロッテからクルーズを、今季は元・楽天のマギーを獲得しています。FAで取ってくる選手というは、そのままレギュラーで試合に出るクラスの選手たち。FAで取った選手と、大金をかけて取ってきた外国人選手だけで、先発ローテーションと野手の半分をまかなえる計算です。プロ野球は結果がすべてとはいえ、年俸が高い選手はとりあえず使います。ということは、それ以外の選手が試合に出られる確率が、他球団より圧倒的に少ない。これはチームの士気に大いに影響します。また、人気球団の宿命で、ちょっと調子が上がらなければすぐ替えられてしまう。だから、他球団でじっくり使ったら活躍する大田のような選手が出てくるのです」

 今シーズンは、ついに禁断の果実とも思える“FAで3人獲得”という荒業に踏み切った巨人。1990年代には、落合博満、広澤克実、ハウエル、清原和博、石井浩郎、江藤智ら、各チームの4番バッターを取りまくって、G党をも呆れさせたが、今季の低迷を見ると、シーズン後にまたも補強に走る可能性が高い。そうなると、チームから弾き出される“第2の大田泰示”が出てきそうだ。

「いま最も危ないのが、今年3年目の岡本和真です。岡本は智弁学園時代に甲子園で活躍し、超高校級内野手としてドラフト1位で巨人が取りました。しかし、サードには村田修一とマギーがいる上、岡本自身も守備に課題があり、さっさと内野に見切りをつけて外野にコンバートしました。ですが、現時点では、岡本の外野守備はまったくプロのレベルに達していません。外野には長野久義と陽岱鋼がおり、年俸1.6億円のギャレットもいます。ギャレットは今年限りとしても、また同じクラスの選手を、外国人かFAで誰か取るでしょう。日本ハムの中田翔あたりを狙っているかもしれませんし、ドラフトの目玉である早稲田実業の清宮幸太郎に手を出してくるかもしれない」(同)

 巨人よりもはるかに劣る資金力で戦うチームがある中、素質は超一級品の岡本のような逸材が埋もれていくのは、野球界にとって大きな損失だ。巨人がドラ1の岡本を簡単に切るわけはないが、早く他球団でのびのびとプレーする岡本が見たい!?

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