「テレビ」の記事一覧(22 / 24ページ)
2015年8月18日 [00芸能, ど根性ガエル, スナオなドラマ考, テレビ, ドラマ, 恋愛ニュース]
<p> 『ど根性ガエル』の第6話の放送日は、8月15日だった。日本人にとっては特別な夏の日付である。そして『ど根性ガエル』でも、少しだけ特別な事件が起こる。主人公、ひろし(松山ケンイチ)たちが住む町で、先の大戦で落とされた不発弾が発見されるのだった。こうしてこの作品は、戦後70年という節目の夏に放送されるドラマ作品として、戦争を描くことになる。</p>
<p> これは別段唐突なことではなく、『ど根性ガエル』のプロデューサー・河野英裕と脚本家・岡田恵和は、2013年1月クールのドラマ『泣くな、はらちゃん』で虚構の世界を生きる登場人物に現実の世界の悲惨さや鮮烈さを伝える場面において、かつての戦争や東日本大震災の映像を流したこともある。この手法には視聴者からの賛否両論が集まり、DVD化の際にも修正が加わったそうだが、『ど根性ガエル』にもそういった作り手としての矜持は息づいているし、より洗練された形で現代社会をドラマの中に組み込んだといえるだろう。</p>

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2015年8月14日 [06連載, 33テレビ裏ガイド, てれびのスキマ, テレビ, テレビ裏ガイド, フジテレビ, 恋愛ニュース, 日本テレビ]
<p>「テレビは終わった」</p>
<p> などと語られる時、その「テレビ」は「フジテレビ」的なものを指すことが多いのではないでしょうか。なぜなら80年代以降、フジテレビこそがテレビの主役であり、象徴であり続けたからです。本当にテレビは、フジテレビは終わってしまったのでしょうか?</p>
<p> 視聴率はわずか1%でも、30~40万人が見ているといわれています。インターネットをはじめ、あらゆるエンタテインメント業界で、その人数を集めるのは至難の業です。しかし、テレビにおいては、わずか視聴率1%でそれだけの人が見ている計算になるのです。その影響力は、今もとてつもなく大きいことは間違いありません。<br />
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「てれびのスキマが見た【日本テレビ】と【フジテレビ】──「平成テレビの完成形」と「元祖テレビの王様」の現在地」の続きを読む
2015年8月13日 [06連載, 33テレビ裏ガイド, TBS, てれびのスキマ, テレビ, テレビ朝日, テレビ裏ガイド, 恋愛ニュース]
<p>「今のテレビではできない」</p>
<p> これは、よく聞くフレーズです。確かに、コンプライアンス重視の昨今の風潮もあり、簡単にはできないこともあると思います。けれど、「今のテレビではできない」と言いつつ、「過去の名番組」というエクスキューズをつけるだけで、現在の基準では絶対にダメとされる映像も、普通に「懐かし映像」として流れている場面は多々あります。本当に「今のテレビではできない」のならば、その映像すら流してはいけないはずです。そのことからも、「今のテレビではできない」の大半は自粛であり、萎縮、もっと嫌な言い方をすればただの言い訳だといえるでしょう。</p>
<p> 「テレビ裏ガイド」連載100回記念の第2回は、「今のテレビではできない」に果敢に立ち向かっているTBSとテレビ朝日を取り上げたいと思います。</p>

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2015年8月12日 [06連載, 33テレビ裏ガイド, NHK, てれびのスキマ, テレビ, テレビ東京, テレビ裏ガイド, 恋愛ニュース]
<p> 2012年6月から始まったこの連載「テレビ裏ガイド」。「面白いテレビ番組を真正面から面白いと紹介する」というコンセプトで毎月2~3本のペースで更新し続け、今回でなんと100回目を迎えます!</p>
<p> 面白いテレビ番組だけを取り上げているので、よく直接お会いした人から訊かれることがあります。「ネタは尽きないですか?」と。けれど、3年あまり連載してきて、一度もネタで困ったことはありません。もちろん、自分の書き手としての能力的な問題で、この面白さをどう文章で伝えられるのかと、書くのに困ってしまうことは多々ありますが、取り上げる候補が何も思い浮かばないということはこれまで皆無でした。それだけ「テレビは今も面白い!」と、胸を張って言うことができます。<br />
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「てれびのスキマが見た【NHK】と【テレビ東京】──テレビ局にとっての“らしさ”とは?」の続きを読む
2015年8月10日 [00芸能, 012ドラマ, ど根性ガエル, スナオなドラマ考, テレビ, ドラマ, 恋愛ニュース]
<p> 『ど根性ガエル』の第5話のテーマは「ないものねだり」である。いつものように始まる朝食の場面。主人公のひろし(松山ケンイチ)は家の外で遊ぶ子どもたちの声を聞き、今が夏休みであることに気付く。当時を思い出してひろしは、毎日のようにクワガタを採りに行っていたあのころ、クワガタが採れなくても楽しかった日々を思い出している。クワガタを採る、という行為そのものが「ないものねだり」の象徴にもなっているが、その懐かしい日々をうらやむひろしの心もまた「ないものねだり」だといえるだろう。</p>

「登場人物はなぜ、誰もが魅力的なのか?『ど根性ガエル』第6話」の続きを読む
2015年8月3日 [00芸能, ど根性ガエル, スナオなドラマ考, テレビ, ドラマ, 恋愛ニュース]
<p>『ど根性ガエル』の第4話のストーリーの主軸となるのは、花火大会だ。ヒロイン・京子ちゃん(前田敦子)に一緒に行こうと声をかけてフラれる主人公のひろし(松山ケンイチ)、というお約束の展開もあるが、この花火大会はひろしにとって意味がある。子どもの頃、まだ記憶もないうちに父を亡くしたひろし。いつも頭にかけているサングラスは、父の形見らしい。幼いひろしにそのサングラスを渡した母ちゃん(薬師丸ひろ子)は、こう声をかける。</p>
<p>「ずっとつけてな、これを。いいかい。今日は花火大会だ。空の上から、父ちゃん見てんだよ」<br />
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ひろしがつけているサングラスは、亡き父から見つけてもらうためのものだったということがここで明かされる。とても“いい話”だ。さらにいうと、親の死というのはひろしに限ったことではなく、主要な登場人物である京子ちゃん、ゴリライモ(新井浩文)、五郎(勝地涼)もそれぞれ親を亡くしている。だからこの第4話は、全員にとって“いい話”になっていい。感動して、誰もが涙するような“いい話”にすることはたやすいだろう。</p>

「ひろしはなぜ“いい話”になるのを嫌がるのか?『ど根性ガエル』第4話」の続きを読む
2015年7月27日 [00芸能, ど根性ガエル, スナオなドラマ考, テレビ, ドラマ, 恋愛ニュース]
<p> 多くのテレビドラマにおいて、というかすべてのジャンルのフィクションにおいて、主人公とは視聴者と視線を同一にする。あるいは、少なくとも視聴者から共感を呼ぶような形で描かれる。例外はあるが、それが基本的なルールだ。しかし『ど根性ガエル』の主人公・ひろし(松山ケンイチ)は、そうではない。視聴者が時にイライラしてしまうほどだらしなく、頼りなく、期待通りに成長してくれない。<br />
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「ひろしはなぜ、主人公としてめんどくさいのか?『ど根性ガエル』第3話」の続きを読む
2015年7月21日 [00芸能, ど根性ガエル, スナオなドラマ考, テレビ, ドラマ, 恋愛ニュース]
<p> ドラマ『ど根性ガエル』の第2話は、主人公・ひろし(松山ケンイチ)の朝食の場面から始まる。前回威勢のいいことを言っていたにもかかわらず、相変わらずの無気力ぶりを発揮し、ダラダラと無駄飯を食べようとするひろしに、母ちゃん(薬師丸ひろ子)は説教。朝食を食べさせてもらえないことに怒ったひろしは、家を出てしまう。</p>
<p> ひろし、30歳である。さすがに母親が朝食を食べさせてくれないからといって、家出するような年齢じゃないだろう。もうちょっとしっかりしたらどうなんだ。視聴者のそんな声を代弁するように、道ですれ違ったヒロイン・京子ちゃん(前田敦子)はひろしを叱る。<br />
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「ドラマの登場人物が“自立”するとはどういうことか?『ど根性ガエル』第2話」の続きを読む
2015年7月13日 [00芸能, 012ドラマ, ど根性ガエル, スナオなドラマ考, テレビ, ドラマ, 恋愛ニュース]
<p> 言うまでもないことだが、テレビドラマには2種類ある。すでに小説やマンガなどで原作が存在しているものと、そうではないオリジナル作品だ。昨今のテレビドラマでは前者が優勢であり、2015年7月クール作品でも『花咲舞が黙ってない』『デスノート』『婚活刑事』(日本テレビ系)や『エイジハラスメント』(テレビ朝日系)などなど、原作のドラマ化作品は数多い。</p>
<p> そして、日本テレビの土曜夜9時枠でスタートした『ど根性ガエル』もその一つだ。オリジナル作品ではなく、原作をドラマ化するメリットはいくつか存在する。すでに作品としての面白さがある程度保証されていることや、それゆえに企画が通りやすいということ、あるいは放送前からの話題性というメリットも大きいだろう。だがその分、デメリットもあり、特に原作のファンが多い場合は、そのドラマの内容次第では多くの否定的意見が寄せられることになる。<br />
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「『ど根性ガエル』原作モノの連続ドラマが、第1話で描くべきこととは」の続きを読む
2015年7月3日 [00芸能, ウゴウゴルーガ, テレビ, 恋愛ニュース]

小出由華オフィシャルブログより
『ウゴウゴルーガ』(フジテレビ系)のルーガちゃん役で知られる女優の小出由華の結婚が話題となっている。相手はブラッド・ピット似のイケメンデンマーク人であるという。小出は、2012年よりデンマークに留学していた。
『ウゴウゴルーガ』は90年代初頭に人気を博した子ども向け番組。ウゴウゴくんとルーガちゃんの子役以外は、オールCGのスタジオセットとキャラクターで構成され、シュールくん、トマトちゃん、ミカンせいじん、プリプリはかせなど多くの名物キャラクターを生み出した。
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「“ルーガちゃん”小出由華結婚の裏で……ウゴウゴくんの気になる現在」の続きを読む