「お笑い」の記事一覧(24 / 54ページ)

にゃんこスターが「出版社を敵に回した!?」 突発的な熱愛公表は“スクープ潰し”か

にゃんこスターが「出版社を敵に回した!?」 突発的な熱愛公表はスクープ潰しかの画像1
Twitterより

 1日放送の『キングオブコント2017』(TBS系)で披露した“縄跳びネタ”が大会の話題をかっさらった男女お笑いコンビ・にゃんこスター。10日に行ったというスポーツニッポンのインタビューで、突如、恋人同士であることを公表した。

 にゃんこスターは、芸歴15年のスーパー3助(34)と、今春に早稲田大学を卒業したばかりで、現在はIT関連会社でOLをしているというアンゴラ村長(23)が、5月頃に結成したコンビ。記事によれば、アンゴラが3助に告白し、交際に発展。お互いピン芸人として活動していたが、間もなくしてコンビでお笑いライブに出るようになったという。

 ブレーク後に出演した『めざましテレビ』(フジテレビ系)や『PON!』(日本テレビ系)などでも、恋人関係にあることを明かさなかった2人だが、なぜ突然、公表したのだろうか?

「アンゴラ村長に『かわいい』という声が相次ぎ、アイドル的な人気が出そうだった矢先、明日発売の一部週刊誌が、2人の“同棲愛”をスクープ。これを知った所属事務所のワタナベエンターテインメントが、慌てて2人に交際を公表させたようです。いわゆる芸能プロによる“スクープ潰し”です」(芸能記者)

 これまでフリーで活動していたにゃんこスターだが、『キングオブコント2017』で準優勝した翌日の今月2日付で業界大手のワタナベエンターテインメントに所属。現在、同事務所は各方面へ売り込みをかけ、2人を猛プッシュしているという。

「アンゴラ村長がワタナベコメディスクール出身であることから、ワタナベに所属となった2人ですが、他のお笑い事務所であれば、スクープ潰しのような戦略的な根回しはしてくれなかったでしょうね。そういう意味でも、ワタナベに所属したのは正解だったのでは? しかし、ネット上では『もうネタを見ても、恋人同士がイチャイチャしてるようにしか見えない』『なんか気持ち悪い』という声が相次いでおり、タレントとしての価値が下がったことには変わりなさそう」(同)

 とはいえ、飛ぶ鳥を落とす勢いのにゃんこスター。2人の愛の力で、お笑い界に新風を吹かせてほしいところだが。

「スベったら大吉さんに相談すればいい」博多華丸はなぜ、“博多のお父さん”に徹するのか

<p>「芸談」の意味を知りたくて辞書を引くと、「芸道の秘訣や苦心についての話」と書かれていた。</p>

<p> この手の“濃い話”が芸人に求められる場面は少なくない。芸に対して、どのようなスタンスで取り組んでいるか? ネタ作りにまつわる“秘訣”はあるのか?  ひな壇で、どのようなチームワークを駆使しているか?  いまや、視聴者から高いニーズのあるトークテーマだ。もしくは、プライベートで芸談を展開するタイプも少なくないだろう。</p>

サンドウィッチマンが大盤振る舞い! 「最速でネタに引き込む」漫才技術をビジネスマンに伝授

<p> 芸能界を離れていた約10年の間、ヒロミがトレーニングジム経営で大成功を収めていたのは有名な話。2015年に『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)へ出演したヒロミは「芸能界でやってこられた人なら、ほかの何をやっても成功できる」と断言している。彼の実績を振り返ると、説得力のある言葉だ。</p>

<p> ほかにも、雨上がり決死隊・宮迫博之の元相方がラーメン店、キャバクラ、芸能事務所、アパレルブランドなどを立ち上げ、成功者となった恵藤憲二氏であることは多くの人が知る事実である。</p>

<p> これらの成功例を、“芸能界で培ったスキルが他業種でも通用する証し”としてもいいものだろうか?</p>

キングオブコント優勝「かまいたち」 フジテレビの“黒歴史”がトラウマで、上京できない?

キングオブコント優勝「かまいたち」 フジテレビの黒歴史がトラウマで、上京できない?の画像1
吉本興業公式サイトより

 コント日本一を決定する『キングオブコント2017』(TBS系)。衝撃的な「リズムなわとびの大会」のネタで男女コンビ・にゃんこスターが話題をかっさらった一方で、優勝に輝いたのは関西を中心に活動する「かまいたち」だった。業界内での彼らの評価は、かなり高い。

「関西ではレギュラー8本を抱えており、すでに大活躍中です。ひな壇でのフリートークも面白いし、ロケに出ても面白い。そして、もちろんネタも面白いということで、関西のテレビ業界では、完全な“主力”ですよ」(関西お笑い関係者)

 実力十分のかまいたち。今回のキングオブコント優勝をきっかけに、全国区の人気を得るべく、東京に進出……といきたいところだが、なかなか難しい事情があるようだ。

「もしここで東京進出となったら、関西ローカルの番組への出演は、ある程度減らさないといけない。すでに2人は結婚していますし、収入のことを考えると、今のまま続けたいというのが本音だと思います。また、ここ数年、キングオブコントの優勝者がまったくブレークできていないという厳しい現状もあります。つまり、世間的には“キングオブコント優勝者に興味がない”ということであり、いくら実力があるかまいたちといえども、勝算があるとは言い難い。この状況で東京に出てくるのは、正直リスクが高すぎますね」(同)

 そんな彼らだが、実は約8年前に上京するチャンスがあった。2008年10月、フジテレビが次世代芸人を発掘するための番組『新しい波16』をスタートさせた。この番組は、『めちゃめちゃイケてるッ!』メンバーを発掘した『新しい波』と、『はねるのトびら』メンバーを発掘した『新しい波8』の流れをくむ番組で、登場した芸人の中から選抜して、新たなコント番組を始めるというコンセプトだった。

 そして、『新しい波16』に出演したかまいたちは見事選抜に残り、09年4月にスタートしたコント番組『ふくらむスクラム!!』のレギュラーの座を勝ち取ったのだ。

「当時、かまいたちはテレビでの活躍はまだでしたが、ネタで評価され始めた頃。関西の若手お笑い賞レースでは結果を出していました。そんな中での『ふくらむスクラム!!』レギュラー決定だったので、このまま東京に移って大活躍するかと思われていました。しかし、フタを開けてみたら、番組は人気が上がらず、約半年で終了。『1ばんスクラム!!』としてリニューアルするも、それも半年で終わり、結局 彼らは上京できなかった。その後、関西に根を張って活躍することになるのですが、本人たちにとっては、『ふくらむスクラム!!』での挫折がトラウマになっていて、なかなか東京に足が向かない のかもしれませんね」(テレビ局関係者)

 ちなみに、『ふくらむスクラム!!』に出演していた芸人は、かまいたちのほか、オレンジサンセット、少年少女、ヒカリゴケ、しゃもじ、ニッチェというメンバー。このうち、オレンジサンセット、少年少女、ヒカリゴケの3組はすでに解散している。また、『1ばんスクラム!!』では上記のメンバーに加え、小森純と当時AKB48のメンバーだった前田敦子がレギュラー出演していた。

「辛うじてニッチェが売れましたが、基本は鳴かず飛ばず。後から合流した小森も、ペニオク騒動で消えてしまいました。売れる前の前田が出演していたことはすごいとしても、フジテレビバラエティ班的に『ふくらむスクラム!!』『1ばんスクラム!!』は黒歴史といえる。かまいたちも、そこをかなり気にしているのではないでしょうか」(同)

 二の足を踏んでいるかまいたちだが、周囲は大ブレークを期待している。特にキングオブコントを放送しているTBSとしては、是が非でも売れてほしいというのが本音だろう。

「2012年キングオブコント優勝のバイきんぐは売れましたが、その後のかもめんたる、シソンヌ、コロコロチキチキペッパーズ、ライスという歴代優勝コンビは全然売れていない。このままではキングオブコントの継続も怪しくなってくるということで、TBSとしてはその権威を失墜させないためにも、かまいたちにはしっかり全国区で売れてほしいと考えているようです。それは、彼らが所属する吉本も同じで、これから年末にかけて、TBSと吉本は、かまいたちが売れるよう ある程度のバックアップはしていくはずです」(同)

 上京に慎重になっているかまいたちが、東京でブレークする日は来るのだろうか……。

「おしゃべりクソ野郎」から10年! 有吉弘行が予見していた“あだ名芸”の行く末

<p> この10月、『有吉反省会』(日本テレビ系)のレギュラー放送がスタートして4年半がたった。同番組のHPには、以下のような文言が記されている。</p>

<p>「大御所芸能人、文化人、一流スポーツ選手の皆様、私、有吉弘行の目の前で自らの過ちを告白し、悔い改めていただきます」</p>

<p> 9月30日放送の同番組に、亀田興毅が出演した。彼の登場理由は「食リポブログで、何を食べても感想が全部『最強』になってしまう事を反省しに参りました」であった。</p>

<p> そんな“反省人”の亀田に対し、MCの有吉弘行は番組早々「刑務所から出てきたみたい」と痛烈な一言を浴びせている。</p>

<p> しかし、そこからは決して踏み込まない有吉。“反省人”という立場のゲストを詰めにいってもいいように思うが、決していかない。それどころか、ゲストの言い分を親身になって聞き出そうとするのが、彼のこの番組での一定したスタンスだ。<br />
</p>

KOC準優勝「にゃんこスター」をナベプロが即採用 年末年始にかけてテレビ業界への猛プッシュ始まる!?

KOC準優勝「にゃんこスター」をナベプロが即採用 年末年始にかけてテレビ業界への猛プッシュ始まる!?の画像1
ワタナベエンターテインメント公式サイトより

「かまいたち」の優勝で幕を閉じた『キングオブコント2017』(TBS系)。しかし、最もインパクトを与えたのは、準優勝となった結成5カ月の男女コンビ「にゃんこスター」だろう。

 アンゴラ村長とスーパー3助という2人のピン芸人が、今年5月に結成したにゃんこスター。決勝1本目では「リズムなわとびの大会」という設定で、アンゴラ村長が大塚愛の「さくらんぼ」に合わせて妙なダンスを披露するという衝撃的なネタを披露。さらに、2本目では「リズムフラフープの大会」という設定で再度衝撃的なダンスを見せ、審査員たちの度肝を抜いた。

 そんなにゃんこスターは、事務所に所属しないフリーという立場で本大会に参戦したが、放送終了後すぐにワタナベエンターテインメントの所属となった。

「番組終了後、優勝者に対する囲み取材があったんですが、記者が彼らの問い合わせ先を訊ねると、TBSの広報は『とりあえずTBSが窓口になります』と答えていましたが、その直後にナベプロへの所属が決定。もしもTBSが窓口になっていたら、他局の番組に出るのも難しかっただろうから、本人たちにとってはよかったと思います」(芸能記者)

 衝撃的なダンスを披露したアンゴラ村長は、ワタナベコメディスクールの卒業生。2016年9月まで「暇アフタヌーン」というコンビでナベプロに所属していた。つまり、古巣に復帰したという形なのだ。

「ナベプロとしては、アンゴラ村長がこんな形で帰ってくるとは思ってもいなかったでしょうが、番組を見て所属復帰を即決したようです。これから年末年始にかけて、ナベプロはにゃんこスターをバラエティ番組にガッツリ押していくことになるでしょうね」(同)

 ナベプロといえば、サンシャイン池崎、平野ノラ、ブルゾンちえみと、ここ最近の若手ブレーク芸人を次々と輩出している。

「1年に2組、上半期と下半期に分けて、プッシュする芸人を設定するというのが最近のナベプロです。今年は上半期にブルゾンちえみを押しまくりましたが、下半期に押せる芸人がまだいなかった。そこに登場したのがにゃんこスターだったということで、ブルゾンちえみの影が薄くなってしまうくらいに、いろいろな番組にブッキングされると思います」(同)

 急激にブレークする芸人は“一発屋”になりやすいという傾向があるが、ナベプロの場合は意外とそうでもないようだ。

「確かに、売れている間は際限なくいろいろな番組に出しまくるので、ネタが消費されやすいのは事実です。ただ、ナベプロは、普通のバラエティ番組だけでなく、クイズ番組やドラマなどにも芸人を積極的に売り込んでいく。そういうところから、ネタ以外の魅力が発揮されることも多いので、意外と生き残ったりもするんですよ。アンゴラ村長は早稲田大学卒のインテリですし、ネタ以外の部分でも活躍できるかもしれませんね」(同)

 お笑い賞レースは、優勝コンビよりも準優勝コンビのほうが売れるというジンクスがあるが、どうやら今回もそうなりそうだ。

オードリー・春日は東大、ロンブー淳は青学……お笑い芸人の「大学受験企画」は、なぜウケるのか

オードリー・春日は東大、ロンブー淳は青学……お笑い芸人の「大学受験企画」は、なぜウケるのかの画像1

『得する人損する人』(日本テレビ系)で東大受験企画に挑戦中のオードリー・春日俊彰。番組では京大大学院卒の個人教師をつけ、春日の学力は上昇中だという。春日の最終学歴は日本大学商学部卒。附属校の日大二高出身だが、内部進学に漏れ、難易度の高い一般受験で合格している。こうした努力家の性格が東大受験において“ミラクル”を起こす可能性を秘めているともいえよう。

 お笑い芸人の大学受験企画は、過去のバラエティ番組でも多く行われてきた。

「有名どころとしては、ナインティナインの岡村隆史がいますね。『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)において1999年に筑波大学と早稲田大学を受験しています。これは最強素人として知られるヨモギダくんの大学受験に合わせたもので、同時に早稲田に推薦入試で合格した広末涼子の同級生になるという目的もありました。各教科ごとに家庭教師をつけ勉強に打ち込み受験に挑みますが、いずれも不合格となっています。ただし、早稲田の第二文学部の小論文では『笑いについて』がテーマに出るなど、予期せぬドラマも生まれました」(放送作家)

 大学受験企画は本番までの過程と「合格」「不合格」の結果がはっきりと出るため、ドキュメント性が高い点が人気なのだろう。岡村の場合、無謀な挑戦といえるが、実際に合格を勝ち取りかけた例もある。

「ウッチャンナンチャンの内村光良ですね。もともと映画監督志望だったため『ウンナン世界征服宣言』(日本テレビ系)で、1995年に日本大学芸術学部の映画学科を受験します。日芸は一次に筆記試験、二次に実技と面接試験が課されますが、内村は一次試験を突破。しかし、面接で芸能界を完全に辞めるよう求められ、入学は断念しました。これもリアリティのあるドラマが生まれた瞬間といえるでしょう」(同)

 2018年の芸人の大学受験はオードリー春日の東大受験のほか、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が青山学院大学、浅草キッドの水道橋博士となべやかんが明治大学受験を宣言している。特に明大は、博士となべにとって師匠ビートたけしの母校であり、博士は一度入学するも4日で中退、なべは替え玉受験をしてしまった大学であるだけに、結果には注目だ。
(文=平田宏利)

“保毛尾田保毛男騒動”におびえるお笑い関係者 あの大物のネタもNGに?

保毛尾田保毛男騒動におびえるお笑い関係者 あの大物のネタもNGに?の画像1

 9月28日に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で、往年のキャラクター・保毛尾田保毛男が復活。同性愛者を揶揄する表現に抗議が寄せられた。この件について、石橋貴明はコメントを出していないが、番組制作の現場では、別の大物芸人のコントの“危険性”が指摘されている。

 当日の『みなおか』は、30周年記念の特番だった。番組にはビートたけしやタモリが登場し、かつて人気を集めた石橋扮する保毛尾田も復活。しかし、LGBTへの理解が社会的に求められる中、「ホモ」という単語が放送で幾度も流れ、明らかに同性愛を揶揄する内容に怒りの声が上がり、同局の宮内正喜社長が陳謝する事態となった。今回の騒動について、あるテレビ関係者が語る。

「フジがあの内容のものを、このご時世に放送したことには、本当に驚きました。番組の制作現場では今、『何が面白いのか?』と同じぐらい『その表現に問題はないか』ということに心を砕いています。視聴者から批判の声が殺到した場合、『差別する意図はなかった』などという言い訳は許されません。『だからテレビがつまらない』という批判があるのは承知していますが、トラブルで番組が終わってしまったら、責任者は『無能なヤツ』と評価される。決して誰も『タブーに果敢に挑戦した、勇気ある番組制作者』とは見てくれません」

 ケガ、暴力、差別、「イジメにつながらないか」など、考えることは多岐にわたるという。最近では、こんな例もあったそうだ。

「お笑いコンビのカミナリがダウンタウンの番組で明かしましたが、NHKに出演した際に、彼らの持ち芸である“激しく叩くツッコミ”を禁じられたそうです。そのエピソードを聞いたダウンタウンは首をひねっていましたが、『あれを見た子どもがマネをするのではないか?』という危険性を、いまや番組制作者は考える必要があります。今回の保毛尾田の件についてスタッフ同士で話していた時に、『じゃあ、志村けんのボケ老人コントはいいのか』という話題になったんです。みな一様に『う~ん……』『確かになぁ……』と言うばかりで、はっきりと『あれはOK』とは誰も言わなかったですね」(同)

 さらに、少しでも表現に問題があった場合、テレビ局には5秒後に電話がかかってくるそうで、「どう考えても、テレビ局の電話番号を登録しているとしか思えません」と関係者。

 いまや伝統芸と化した志村けんの老人コントが(ちなみに「老人」という言葉も、番組によっては「お年寄り」に変えるよう指導されるとのこと)、封印される可能性は十分にありそうだ。

視聴者の心に刺さるコメントはNG!? 毒にも薬にもならない「芸人コメンテーター」は本当に必要なのか

<p> お笑い界には“まともな職業に就いても出世したタイプ”と“芸人としてしか生きられなかったタイプ”の2つがある。前者にはタモリやビートたけしが挙げられるだろうし、ジミー大西やウド鈴木などは完全に後者だ。</p>

<p> 昭和の時代、“まともな職業に就いても出世したタイプ”のほうがレアだったはずのお笑い界だが、それも様変わりした。いまや、ある程度の知識と良識がないとバラエティにはフィットしない。ボケよりもツッコミのほうが重宝されるという風潮からも、その現実はうかがえるだろう。</p>

<p> 結果、ついにはお笑い芸人が「コメンテーター」として活躍するようになった。カンニング竹山やオリエンタルラジオ・中田敦彦といった社会派芸人らの存在は、もはやおなじみだ。</p>

<p> この方向性には、理由がある。言うまでもなく、テレ</p>

苦難乗り越え……東京03・豊本明長との結婚&妊娠を報告した女子プロレスラーのミス・モンゴルが独白

苦難乗り越え……東京03・豊本明長との結婚&妊娠を報告した女子プロレスラーのミス・モンゴルが独白の画像1

 まさに苦難を乗り越えた……というべきか。女子プロレスラーのミス・モンゴル(上林愛貴=41)が25日、自身のブログで、お笑いトリオの東京03・豊本明長との連名で、“初夏の良き日”に婚姻届を提出し、現在妊娠中であることを報告した。

 今後、モンゴルは師匠である大仁田厚の引退興行(10月31日=後楽園ホール)まで、裏方やセコンド業務をこなし、同月いっぱいでプロレスの仕事は産休に入る。ただ、11月以降も、現在行っている子宮頸がん啓発キャンペーン、ペットの殺処分ゼロの活動については、体に負担のない範囲で続けるという。

 モンゴルは2014年12月27日、自ら主宰する「世界プロレス協会」の東京・新木場1stRING大会のリング上で、かねて交際中だった豊本に逆プロポーズ。豊本もそれを快諾し、婚約。その後は事実婚状態が続いていた。婚姻届を提出しようとしたこともあったが、書類の不備で受理されなかったこともあり、未婚のままだった。

 そんな中、2人にピンチが訪れたのは、今年3月下旬のこと。写真週刊誌「FLASH」(光文社)で、豊本と女優・モデルの濱松恵との親密交際が報じられ、2人がやりとりしたLINEの一部が流出したのだ。同誌によれば、豊本と濱松は昨年11月、知人の紹介で知り合い、男女の関係に発展したという。報道を受けて、豊本は騒動を謝罪し、「モンゴルを大事にしていく」と表明していた。

 諸々の事情により、結婚の日を明らかにできないようだが、初夏というからには、6月から7月上旬頃とみられる。

 結婚に関して、モンゴルは筆者の取材に対し、「騒動の前から、『今年の良き日に籍を入れよう』と話し合っていました。そんなとき、あの報道があったんですが、私はすでに知っていました。これが初犯というわけでもなかったんです(笑)。ただ、あの件で彼が痛い目に遭って、“いい薬”になったようです。それで当初の予定通り、籍を入れることになりました。よく芸人さんの遊びは、“芸の肥やし”とか言われるけど、私はそれを容認するつもりはなく、『次にやったら、今度はどうなるかわからない』って思ってます」とコメント。

 モンゴルは20代のときに、子宮頸部高度異形成を発症し、手術を受けた経験がある。その後も、排卵しない高プロラクチン血症と診断されたこともあり、病気を克服しての妊娠に感慨もひとしおのようだ。

 騒動を乗り越えて結ばれたモンゴルと豊本。「雨降って地固まる」ではないが、幸せな結婚生活を送ってほしいものだ。

 なお、モンゴルは「引退の意向はありません。出産後もできるだけ早く復帰したい」と、現役続行を宣言した。今年前半、かつて「カタモミ女子」や、「info.m@te」のメンバーとして活動していた元アイドルレスラー・中野たむとの“ブス対カワイイ”抗争でプロレス界の話題をかっさらったモンゴルだけに、ママさんレスラーとしての活躍に期待したい。
(文=ミカエル・コバタ)

サブコンテンツ

このページの先頭へ