「中国」の記事一覧(26 / 108ページ)

中国「THAAD報復」で韓国経済に大打撃! あの大ヒット商品もまったく売れない?

<p> 親北政策で知られる文在寅(ムン・ジェイン)大統領だが、北朝鮮のミサイル発射実験を、ただ無視するわけにもいかない。</p>

<p> その対策の一環が、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備なのだが、対象範囲が中国にも及んでいることから、中国政府は大反発。それにより、韓国側は多くの「報復措置」を受けることとなった。</p>

<p> 特に大きな打撃を受けているのが観光業界だ。韓国観光公社の発表によると、今年3〜5月の訪韓中国人は84万1,952人で、前年同期の198万9,833人を大きく下回った。</p>

<p> それに伴い、多くのホテルやレジャー施設では利用者が激減。特に影響を受けているのが、クルーズ業界だ。2014年には利用者が100万人を超える成長を遂げ、昨年は195万人超えで合計5兆4,000億ウォン(約5,400億円)の経済効果をもたらした。</p>

<p> そんな有力産業だが、実は利用者の約90 %が中国人で、今年3月には5万4,000人(昨年9万7,000人)と一気に半数まで落ち込み、6月には1万1,000人と昨年の10分の1にまで落ち込んだ。</p>

H&Mの試着室も標的に! 中国で横行する「ハイテク盗撮」の手口とは?

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2015年、長沙市のH&Mでも同様の事件が発生しており、その際、この盗撮画像がネットに流出した(櫻花女人より)

 人のプライバシーをのぞき見る輩は太古の昔から存在したと思われるが、中国ではハイテク機器を使った盗撮行為が横行し、社会問題となっている。

「捜狐新聞」(7月8日付)によると、今月2日、広東省中山市中山三路にあるファッションブランドH&Mの店舗から、警察に通報があった。店舗内の試着室に、盗撮用と思われるカメラが仕掛けられていたというのだ。

 女性客が商品の試着をしている際に、試着室の上部の壁に黒い小型カメラのような物があることに気づき、発覚した。警察の調べによると、盗撮に使用されたのは、チューブ型の超小型カメラで、映像データを無線で外部に送信する機能が搭載されていた。

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試着室から見つかった盗撮カメラ(捜狐新聞より)

 さらに、店内にある別の試着室3室からもそれぞれ、盗撮に使用されたと思われる同型のカメラが発見された。警察は防犯カメラなどの映像から、盗撮に使用された4台のカメラは、発見当日に仕掛けられた可能性が高いとして、現在も捜査が行われているというが、犯人の特定には至っていない。

 中国のガジェット事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、次のように話す。

「電気街に行けば、こうした小型カメラは250元(約4,000円)ほどで購入できる。名目上は防犯カメラとして売られているが、ネジの頭にしか見えないようなものもあり、盗撮用であることは明白。低価格化が進み、盗撮行為の温床にもなっている」

 一方、「鳳凰網」(7月7日付)は、小型ドローンを使った盗撮事件について報じている。

 陝西省西安市に住む22歳の男が、ドローンを飛ばし、室内や浴室での女性の姿を窓越しに盗撮したとして、逮捕された。

 男は、盗撮映像をインターネット上で生配信。100人以上の視聴者が閲覧したという。視聴者はドローンのことを《盗撮神器》と呼び、男にさらなる盗撮を行うよう、犯行を助長。男は複数の女性のプライバシーを盗撮していた。

 警察の取り調べに対し、男は「当初は個人的に楽しんでいたドローンでの盗撮行為だったが、ネット上で生中継したところ視聴者から好評だったため、やめられなくなった」と供述している。

 技術の進歩に人間のモラルが追いつかないとは、なんとも情けない話である。
(文=青山大樹)

強靭・俊敏な“スーパー犬”の大量繁殖も可能に……中国で世界初「遺伝子組み換えクローン犬」が誕生

強靭・俊敏なスーパー犬の大量繁殖も可能に……中国で世界初「遺伝子組み換えクローン犬」が誕生の画像1
ロンロン(左)アップル(右)。両者の遺伝子は99%一致する

 中国の民間企業が、ついに禁断の技術を手に入れた。

 バイオ技術企業「SINO GENE」(中国名:北京希諾谷生物科技有限公司)の研究チームが、世界初となる「遺伝子組み換えクローン犬」を誕生させたと発表したのだ。

「人民網」(7月6日付)によると、SINO GENE社は、オスのビーグル犬アップルから、クローン技術で複製したロンロンを5月28日に誕生させていた。そしてこのたび、両者の遺伝子が99%以上一致していることが確認され、完全なクローンであることが証明されたという。

 米国や韓国では、死亡した飼い犬をクローンとして蘇らせるサービスがすでに存在しており、数多くのクローン犬が誕生している。

 しかし、SINO GENE社の技術が画期的なのは、簡単に言えば、複製元の犬に改良を加えたクローンを誕生させることができる点だ。

 例えば、アップルは血中脂質の値が標準より高いなど、複数の健康上の欠点があったが、ロンロンは遺伝子組み換え技術によって、そうした欠点を摘み取られているという。

 この技術により、なんらかの病気で飼い犬が死亡した場合、遺伝子組み換えによって同様の病気にかかりにくい、健康的に優れたクローン犬を作ることができる。さらに、足を速くしたり、筋肉を強靭にしたりといった人工的進化を加えた「スーパー犬」を大量繁殖させ、警察犬や軍用犬として利用することも可能だという。

 ただ、哺乳類に対する遺伝子組み換えとクローン作製はともに、生態系への影響の懸念や倫理的問題から世界中で議論の的となっている。遺伝子組み換えクローン犬の誕生は、そうした議論を気にせずに研究できる、中国ならではの成果といえるだろう。

 ただ、ひとたび研究が間違った方向へ向かえば、強靭化し大量繁殖したクローン犬が人間を襲い始める、などというパニック映画さながらのことが起きるかもしれない……。

アウトローすぎる9歳児現る! 大型バスを窃盗・40分間ドライブした上、警察署でも堂々喫煙

アウトローすぎる9歳児! 大型バスを窃盗・40分間ドライブした上、警察署でも堂々喫煙の画像1
大型バスを乗りこなす男児

 犯罪の低年齢化が社会問題となっている中国で、大人たちの度肝を抜くアウトローな少年が現れ、話題となっている。

 6月30日、広東省広州市増城区で「子どもが大型バスを運転している」と通報があった。警察は、道路に設置されている監視カメラの映像などから問題の車両を割り出し、運転していた男児を保護した。

 男児が運転していたのは、市内を走る路線バス。バスの運転手によると、男児が保護された場所から30キロほど離れた停留所に止めていたところ、盗まれたのだという。その間、およそ40分。この時間と距離から計算すると、免許がなければ大人でも運転が難しいであろう大型バスを、男児は時速約45キロで乗りこなしていたことになる。しかも運転中、一人のけが人も出ていないというから驚きだ。

 警察が公開した映像には、車道を走る台の大型バスの運転席で、小学3年生くらいの男児が紛れもなくハンドルを握っている姿がはっきりと映っている。
 

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右手にはタバコが……

 映像には男児が警察車両で署に連行され、お灸を据えられている様子まで捉えられているが、警察官たちに取り囲まれても、実にリラックスした表情を浮かべている。そればかりか、タバコとみられる白い棒状のものを右手に持ちながら署に入っていく様子も捉えられている。

 一部の情報によると、9歳になる彼は地元では有名な問題児で、頻繁に警察の厄介になっているが、中国の刑法では14歳未満の少年は刑事責任を問われないため、野放しにされているようだ。

 ネット上ではこの一件に際し、少年法の改正を求める声も上がっている。

「埋葬される時に怖くないように……」余命わずかの2歳児を墓場で遊ばせる両親に、ネット民が救いの手

「埋葬される時に怖くないように……」余命わずかの2歳児を墓場で遊ばせる両親に、ネット民が救いの手の画像1
墓穴に寝そべる小芯ちゃんと父親

 土の上に寝そべる女児と、その父親。よくある親子だんらんの一幕のように見えるが、そうではない。実は、2人が横たわっているのは墓穴。しかも、女児が近い将来入ることになるかもしれない墓穴なのだ。

 中国の大手ポータルサイト「網易」によると、四川省内江市に住む2歳半になる女児、小芯(シャオシン)ちゃんは、死の危険に直面している。

 彼女は生後2カ月でサラセミアという重度の先天性血液疾患であると診断され、これまで治療を続けてきた。疾患のせいで体の免疫力が弱く、風邪をひくたびに肺炎で1~2週間の入院を余儀なくされてきたという。

 そんな小芯ちゃんの治療費として、両親はこれまで14万元(約224万円)を費やしてきたという。しかし、ガラス工場で働く父親(24)の月収は2,500元(約4万円)ほど。母親も同じ工場で働いているが、それでも14万元は、彼らにとってとてつもない大金だ。

「財産は使い果たし、いろいろなところから金を借りた。もう貸してくれるところはない……」と父親は嘆息する。 

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母親のおなかには、第2子も

 母親のおなかの中には、第2子がいる。小芯ちゃんの治療に必要な、さい帯血を確保するためにもうけた子どもだという。ところが、さい帯血の保存や移植にかかる費用1万2,000元(約19万円)も工面できない状況だというのだ。

 もはやなすすべを失った両親は、娘のために墓穴を掘った。そして、「埋葬される時に怖くないように」と小芯ちゃんを墓へ連れてきて、慣れさせているのだという。

 しかし、絶望的な小芯ちゃん一家に、希望の光が差し込んできた。一家の境遇が報じられると瞬く間に話題となり、ネット上で手術代の募金活動が展開されたのだ。ただ、募金詐欺を疑う声もあり、目標額を達成できるかは不透明。

 確かに中国では、子どもの治療費をかたる募金詐欺が横行しており、疑い深くなるのも無理はない。しかし、過去の事件のせいで不信感が高まり、救える命が失われたら、これほど悲しいことはない。

『進撃の巨人』に見る、諌山創氏の愛国心と中国の“におい”

<p> こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。今回は大人気漫画を通じて、日本が置かれている状況を解説します。</p>

<p> 諌山創氏の『進撃の巨人』は、人をむさぼり食う巨人とそれに立ち向かう人類の戦いを描いた大ヒット漫画で、テレビアニメ、実写映画などメディアミックス展開が行われています。以前、僕はこの作品に対する見解をコラムに寄せたことがあります。当時は、人類が高い壁に囲まれた地域の中で生活しているという作中設定が、現在の中国を反映していると分析したのですが、今回は、同時に日本の現状も描かれている、という点に触れてみたいと思います。</p>

実は有毒植物だった! アロエの大食いチャレンジを生配信していた女性が中毒死寸前に

実は有毒植物だった! アロエの大食いチャレンジを生配信していた女性が中毒死寸前にの画像1
ドヤ顔でアロエの大食い宣言をするも、この直後、張さんの体調は一変する(重慶時報より)

 これまでお色気路線で大金を稼いできた中国の女性動画配信者たちだが、ここ最近、当局の取り締まりが厳しくなってきている。キラーコンテンツを奪われた彼女たちの中には、アクセス数獲得のため、違った方向で体を張る者が現れ始めているようだ。

「重慶時報」(6月23日付)によると、つい先日、張さん(26歳)はアロエの大食いを生配信したのだが、多くの視聴者が見守る中、重大事故が起きてしまった。

 張さんは、両手に巨大なアロエと思われる物体を持ち登場すると、視聴者に「アロエは美容に効果があるのは知っているよね! 今からこのアロエ、このまま生で食べちゃいます!」と宣言し、アロエにかぶりついた。当初、「おいしい! めっちゃイケてる!」と笑顔で感想を述べていたのだが、しばらくすると様子が一変する。

 張さんの声はどんどんかすれていき、最後は声がまったく出ない状態となってしまったのだ。実はこの時、口の感覚がなくなってしまい、焼けるような強烈な強い痛みを全身に感じていたという。張さんは視聴者に体調不良を告げ、配信を打ち切ると、すぐさま病院へ向かった。

 精密検査の結果、驚愕の事実が判明した。張さんがアロエだと思って食べていた植物は、実はアロエではなくリュウゼツランと呼ばれる植物で、通常は加熱処理などをしないと食べることはできず、生食した場合、毒性が体に回って意識障害や全身麻痺などを引き起こし、死に至る可能性がある危険な植物だったのだ。早期治療のかいあって、張さんの症状は現在、快方に向かっているという。

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サーモン100皿に当初は余裕の顔を見せていた女性だが、途中から激しい吐き気に襲われ、泣きながらサーモンを口に運ぶ (騰訊新聞より)

 6月13日には、別の女性が100皿分のサーモンを食べるという企画を生配信した。この企画は、成功すると視聴者の男性から52万元(約830万円)の賞金をプレゼントしてもらえるという内容だった。女性は吐き気と強烈な腹痛に襲われながらも、100皿を泣きながら食べきり賞金を獲得したのだが、その直後、病院へ緊急搬送されたという。
 
 セクシーを封じられてもなお、体を張って一攫千金を狙う彼女たち。一体どこへ向かっているのだろうか?
(文=青山大樹)

全裸の子どもを縄につないで、市中引き回し……実の親による“壮絶虐待”映像が相次いで流出中

全裸の子どもを縄でつないで、市中引き回し……実の親による壮絶虐待映像が相次いで流出中の画像1
全身に傷を負った男児の様子。あまりにも衝撃的な映像がネットに出回り、当局も捜査に乗り出した(東網より)

教師や保護者による体罰や虐待が社会問題化している中国で、小学4年生の男児が実の父親に、目を覆いたくなるような仕打ちを受けていたことが報じられ、波紋が広がっている。

「青年網」(7月1日付)によると、6月30日午後、雲南省昭通市の路上で全裸で歩く男児の姿が目撃された。腕は縄でつながれ、中年男性がまるで犬のように縄を引っ張って、町中を練り歩いていたのだ。

 一部始終を目撃した付近の住民によると、男性は「俺は実の父親だ、こいつは家から100元(約1,600円)盗んだ上、学校にもちゃんと行かない。教育のためにやってるんだ!」と強弁。しかし、男児の全身にはまるで鞭で激しく叩かれたような傷もあり、日常的に虐待を行っていた様子だったという。

 その後、騒ぎを聞きつけて多くの人が集まり始めると、男性は男児をバイクに乗せ、現場から走り去った。

 しかし、この一件を捉えた動画がネット上で拡散。ネットユーザーらによって地元警察に通報が寄せられたのち、男性は児童虐待の容疑で身柄を拘束されたという。

全裸の子どもを縄でつないで、市中引き回し……実の親による壮絶虐待映像が相次いで流出中の画像2
必死に縄にしがみつく女児。母親は、そんな女児を橋の上から見下ろし、罵倒していた(中国科技新聞より)

 今回の事件同様、中国ではネット上に映像が流出することで明らかになる残忍な虐待事件が少なくない。6月28日にも、縄にしがみついた3歳の女児が、今にも溜め池に沈んでしまいそうな映像がアップされた。映像には、縄にしがみつく女児に罵声を浴びせる母親の声も捉えられていた。

 子どもはあわやのところで付近の住民に救出され無事だったが、ネット上で映像が拡散したことから、母親は地元当局に拘束されている。母親は「夫との関係がうまくいかず、家事に疲れ、イライラを解消するため日常的に虐待を行っていた」と動機を語ったという。

 伝統的に家族の絆が強く、特に子どもは大切に扱われてきたはずの中国だが、何かが壊れ始めているのかもしれない。
(文=青山大樹)

1年かけて針15本をアソコへ……アナルだけじゃない、中国人の異物挿入事件

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尿道に挿入された針。X線写真を見るだけで痛そうだ

 タウナギや徳利など、肛門に異物を挿入してしまう中国人が続出していることについては以前にもお伝えしたが、なんと今度は尿道だ。

「中国網」(6月23日付)などによると、遼寧省瀋陽市に住む35歳の男性は1年あまり血尿に悩まされていた。病院で検査をすると、尿道内に15本もの針が見つかった。聞くだけで股間がムズムズする話だが、これらはすべて男性が自分で挿入したというから驚き。血尿が出て当たり前である。
 
担当医は、内視鏡や腹腔鏡などを用いてすべての針を取り出すことに成功。針の長さはさまざまで、最も長いもので約1センチもあったという。

 男性が尿道に針を挿入した動機は明らかにされていない。しかし、この担当医によると、「油性ボールペンの替芯や温度計、針金などを挿入して取れなくなる人が、男女ともに時々いる」という。

 過去の報道を見ても、尿道への異物挿入事故は枚挙にいとまがない。

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直腸に到達した箸
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膀胱内できれいにとぐろを巻く、長さ1.5メートルの電線

 広東省深セン市では、33歳の男性が長さ5センチの棒状のおもちゃを尿道に挿入。膀胱に到達し、摘出手術を受けている。また、浙江省杭州市では、中年男性が長さ15センチの箸を挿入し、直腸に到達させている。さらに北京市では、60歳の男性が長さ1.5メートルの電線を見事挿入し、膀胱内できれいにとぐろを巻いているレントゲン写真が話題となった。

 肛門に続き、相次ぐ尿道への挿入事例。「穴があったら入れたい」は、中国人の国民性なのか……。
(文=中山介石)

台湾のJDが美尻丸出しで疾走! 卒業記念にYouTubeで公開した全裸動画が物議

台湾のJDが美尻丸出しで疾走! 卒業記念にYouTubeで公開した全裸動画が物議の画像1
下着を脱いで疾走する女子大生たち

 先日、中国の女子大生が卒業記念に、女子高生風コスプレで男子トイレに侵入して写真を撮影した事件をお伝えしたが(参照記事)、台湾の学生がそれ以上の爪痕を残そうと、さらなる過激な作品に挑戦している。

 6月20日、朝陽科技大学の卒業生たちがYouTube上に「辺縁人卒業歌《四年》」というタイトルのMVを公開した。「聯合新聞網」(同21日付)などによると、学生たちは自作の歌に合わせ、大学の構内や野外で服を次々と脱ぎ捨て、最後には全裸になっている。アキラ100%ばりの裸芸だが、そこは素人。毛が見えているシーンもある。さらに驚くのは、男子学生だけでなく、女子大生までもが服と下着を脱ぎ捨て、全裸で疾走しているのだ。

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美尻を惜しげもなく披露
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男子学生たちも真っ裸

 このMVは彼らの卒業記念だが、多くのメディアが取り上げた結果、公然わいせつを指摘する声も上がり、残念ながらその後削除されてしまった。しかし反響は大きく、ネットでは「日本のAVの見すぎだ」「大学の腐敗だ」「この程度のカラダで裸になるなんて」などと批判がある一方で、「我々台湾人には、民主主義と自由がある」「僕は悪くないと思う。歌詞にも『忘れがたい夜』とある。彼らにとっては貴重な記憶となるし、表現手法には特に問題はない」と評価する声もあり、賛否両論だった。

 騒動は大きくなるばかりだが、同大学の広報担当者は、意外にも「学生は社会の注目を集めたかったのであり、評価の分かれるところだが、学生の創意を尊重する」とのコメントを出している。中国の大学では、ありえない反応だろう。学生たちはこれにめげず、今後も過激な作品づくりに挑戦してもらいたい。
(文=中山介石)

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