「政治」の記事一覧(4 / 10ページ)
2017年7月6日 [012政治, 02社会, 恋愛ニュース, 政治, 週刊新潮]

とよた真由子 公式サイトより
耳を疑うような罵詈雑言を秘書に浴びせていた豊田真由子衆院議員。一連の言動のインパクトはあまりに強く、今後、政治家として生きていくのはかなり厳しそうだが、いったいどんな人生を歩んでいくのか?
繰り返しテレビのワイドショーで報じられ、日本中にインパクトを残した豊田氏の暴言騒動。「このハゲーーー!」「ちがうだろーーー!」「豊田真由子様に向かって」など、流行語大賞にノミネートされてもおかしくないような破壊力あるフレーズを連発した豊田氏について、週刊誌記者は語る。
「タイミングでいうと、『週刊新潮』(新潮社)の1回目の記事だけなら、豊田氏はなんとか延命できたでしょう。豊田氏の記事が週刊誌に掲載され、彼女が自民党に離党届を出したのが6月22日。その翌日に小林麻央さんが亡くなったことが明らかになって、ワイドショーはその話題一色になり、世間の目をもそちらに集まりましたから。しかし文春のベッキー報道が典型的なケースですが、最近の週刊誌は“第2弾”を用意しています。豊田氏も第1弾の『ハゲーーー!』や、例のミュージカル調の罵声だけなら、ほとぼりが冷めるのを待つという手もありましたが、第2弾が出てしまったので、もうアウトでしょう」
豊田氏は議員辞職こそ免れたものの、自民党からは離党を余儀なくされた。まだしばらくの間は、議員として活動する豊田氏だが、政治家としての今後はどうなるのか?
「与党・自民党が都議選にボロ負けした原因を彼女に求める声も多いため、豊田氏が今後、自民党に復党するというシナリオは考えにくい。どこかよその党に行っても、インターネットで蒸し返されるでしょうから、もう街角に立って選挙に臨むのも現実的ではありません。自民党が都議選で負けたことで衆院解散は遠のいたと見るべきでしょうが、議員でいられるのは長くとも来年いっぱいということになります」(同)
子どもを2人抱える豊田氏は、まだまだ働き盛りの42歳だが、政治家としてのキャリアが終わったとなると、どんなライフプランを描くのだろう。豊田氏を学生時代からよく知っているというAさんは、こう語る。
「何もせず、じっとしているタイプではない気はします。司法試験を受ければ、すぐ受かるでしょうけどね。もともと彼女は東大の法学部出身ですし、ペーパー試験にはメチャクチャ強い人。検事とかになったら怖そうです……。ただ妹さんも弁護士なので、彼女の自尊心が妹と同じ弁護士、検事といった職業で満たされるかというと疑問ではあります。自分がイチバンじゃないとイヤなタイプだと思うので……。あとは、しばらく海外逃亡っていうのが現実的な気がします。英語もペラペラですし、ハーバード大学に行ったりジュネーブで仕事をしていたりして、海外なら仕事のツテもあるでしょう。それでいつか帰国したときにまた政治家なりなんなりになって、しれっと“あのときは精神的に不安定でした”みたいに、ビョーキといって“精算”してしまうとか」
ちなみに豊田氏のHPには、座右の銘として「艱難汝を玉にす」というフレーズが記載されている。今回直面した最大の艱難は、彼女を玉にするだろうか?

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2017年6月20日 [012政治, 02社会, 恋愛ニュース, 政治, 義家弘介]

義家弘介公式サイトより
加計学園の獣医学部新設計画を巡る内部文書について、ヤンキー先生こと義家弘介文部科学副大臣が「職員が内部告発した場合、国家公務員法(守秘義務)違反に問われる可能性がある」と述べたことで、大きな反発を買っている。
これには、法解釈の専門家からも「違反に該当しない」「告発者への圧力だ」とする反論が噴出、世間からも「すっかり政権の犬になってしまった」と落胆の声も多い。オカルト系タレントの江原啓之には「正義を貫く義家先生の姿にかえっていただきたい」とまで言われてしまっている。
この状況で一部では「ヤンキー先生」にあったネガティブな話が蒸し返されるのではないか、ともささやかれる。義家副大臣は「言動の矛盾」や「問題発言」が多く指摘されていた過去があるからだ。
「交際していた女生徒に注意した担任の頭に火をつけて燃やした」
「高校時代の野球部で監督を殴って中退になった」
本人が過去に語ったとされる、こういった不良だったエピソードは事実であればトンデモない話だが、さらに「教師時代に高校1年生の女子生徒と交際、妊娠となり結婚したと言っていたが、教育委員になると『女子生徒が学校を中退してから交際を始めた』と発言に変化した」とか、「貧しい生徒のために基金を設立したとするが、学校にそんな基金があったという話が見当たらない」などといった発言の信ぴょう性を疑う声が多数あった。
「著書で母が会いにきた話を書いているが、雑誌では当時、すでに母が死んでいた話をしている」
「父に復讐するため、空手を10年習ったというが、流派や写真ひとつ公表していない」
「殴りかかってきた生徒を退学させないために先に殴った、という話をする一方で、ほかでは『生徒を殴るわけにはいかないから机を殴って手を骨折した』と話している」
「教え子がくれたネクタイピンを常に身に着けているという話をしていたが、ほかではそれが金のネックレスになっていた」
「ノストラダムスの大予言は携帯でネットができるようになって子どもが大人を信用しなくなったことだとしながら、自身は有料の携帯サイトを教師時代から運営していた」
「横浜市教育委員であるのに、家庭教師派遣業者のCMに出演していた」
こういった疑いの数々を個別に検証はしていないが、議員になる前は「元不良の教師」というキャラを強調してメディア出演を増やしていた人物でもあり、いくらか誇張があったとしてもおかしくはないかもしれない。ある政治記者は「そもそも義家に期待する方がおかしい」とまで言っている。
「義家を担ぎ出したのは、2007年の参院選候補にした第一次の安倍自民党で、だから最近になって“安倍政権の犬”になったわけではなく、最初から安倍(晋三)首相に飼われた犬だったんですよ。安倍首相は教育改革を大義名分とした教育のビジネス化を進めていたから。その後の学園問題も、その延長線上にあるわけです。義家はもともと政治家になりたくて仕方なかった人物で、日本テレビの情報番組に出ていたときに共演の政治学者、福岡政行に『誰でもいいから政治家を紹介してください』としつこく頼んでいましたよ」(同)
議員になってからの義家副大臣は、週刊誌に高級風俗店通いや元共産党員の経歴を報じられ、兼業禁止の公設秘書に芸能プロ幹部を使っていたという話もあったから、江原の言うような「正義を貫く先生」という話自体も疑わしくなる。
「怪しい経歴や言動に突っ込みどころがたくさんありそうな人物だから、今回の問題で世間を敵に回すと掘り起こされちゃうかもしれませんよ。本人は大臣のイスまであと一歩と思ってやっているんでしょうけど、下手すれば次の選挙が危ないのでは」(同)
過去の発言問題は横に置いても、ネット上では「政治家になってからのヤンキー先生の人相がどんどん悪くなっている」というようなアンチが増えつつあり、そのイメージダウンは決して小さくはなさそうだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

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2017年6月2日 [02社会, 恋愛ニュース, 政治, 歌舞伎町]

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「報道が出てから、来店・問い合わせともども急増。おかげで、店員と顔見知りでも、うまくタイミングを見計らわないと店に入れなくなってしまった」
こう嘆くのは、安倍政権を揺るがす加計学園問題で一躍“時の人”となった、文科省の前川喜平前事務次官が頻繁に出入りしていたとされる新宿歌舞伎町の出会い系バーの常連客。
この件は読売新聞のスクープによって発覚。そのことを会見で記者からツッコまれた前川氏は、「行ったことは事実」と認め、「子どもの貧困と女性の貧困はつながっていることがわかった。ある意味で実地の視察調査だった」と弁解。店に行こうと思った理由については、「女性の貧困を扱うテレビ番組を見て話を聞いてみたいと思った」。一部では同バーが援助交際の温床であるように報じられていたが、「(女性に)食事に伴い、一定の小遣いをあげたことはある」と話した。
「報道のおかげで、スタッフにはかん口令が敷かれ、店の女子トイレには最近になって急に『援助交際をにおわせるトークをした場合、出入り禁止』の趣旨の貼り紙がされたそうだ。ちなみに、前川氏は店の女の子たちから『ハゲ』『ヒョロハゲ』などと呼ばれていた」(前出常連客)
まるで“前川バブル”とも呼べる恩恵を受けてしまっている同バーだが、そもそも、どういうシステムなのか?
「場所は歌舞伎町のド真ん中で、営業時間は午後8時半から午前5時ごろまでだが、早い時間はほとんど客がいない。女性は飲食・入店料など一切無料。男性は時間制とフリータイムで料金が変わるが、終日出入り自由のフリータイムは6,000円。店員を介して店内にいる気に入った女性に声をかけ、気が合えば外に連れ出すシステムだが、連れ出し料は無料。また、以前は女性1人あたりにつきトーク料がかかっていたが、それがなくなったので、次々と女性にアタックできるようになった」(歌舞伎町の裏事情に詳しい風俗ライター)
前川氏は会見で店にいた女性に小遣いをあげていたことを明かしたが、その相場もある程度決まっているという。
「平均的に食事・お茶・カラオケなどの、いわゆるHサービスなしの茶飯で3,000~5,000円、ホテルでのHなら1万5,000円~2万円。ただし、見た目がそれなりの女性ならば、茶飯で1万円、ホテルで3万円以上ふっかけてくる場合もある。周囲には出会い系カフェなどがあるが、深夜帯は営業していない。そのため、稼げなかった女性たちが夜な夜なやってきて必死に“営業”する姿も」(同)
となると、確かに前川氏の主張通り「女性の貧困」の視察調査になったかもしれないが……。
「店の女の子の話だと、前川氏のお決まりのコースは『ホテル直行で2万円』。さすがにホテル代は別だったようだが、要は援助交際が多く、本当に気に入った子ならホテルに行く前に食事したり、次回につなげるため紳士的に食事だけで済ませることもあったようだ。今後もこういった類いの“証言”が出るはずだが、事実でないなら、堂々と反論してほしいもの」(前出常連客)
とはいえ、よくよく考えると出会い系バー通い報道は、加計学園問題に、ほとんど影響をもたらさず、単なる小ネタにすぎない。読売に情報をリークしたとされる官邸の読みは、見事に外れてしまったようだ。

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2017年5月25日 [00芸能, 安倍晋三, 恋愛ニュース, 政治, 自民党, 高須克弥]

高須克弥院長公式Twitterより
CMでおなじみ、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が19日、民進党の大西健介議員の発言で同クリニックの名誉を傷つけられたとして、大西議員と民進党、蓮舫代表らに総額1,000万円の損害賠償などを求める訴えを、東京地裁に起こした。
訴状などによると、大西議員は17日の衆院厚生労働委員会の質問で、美容外科の広告規制に触れて「皆さん、よくご存じのように『イエス、○○(まるまる)』とクリニック名を連呼するだけのCMなど、非常に陳腐なものが多い」と発言。これに激怒した高須氏は、日本テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』の中で「『陳腐』と言われると『バーカ』とやられている気がする」などと、提訴理由を説明。「最高裁まで徹底的にやる」と一歩も引かない構えで「絶対勝ちます。イエス! 高須クリニック」と宣戦布告した。
訴状は「『イエス』といえば『高須クリニック』であり、規制に則ってクリニック名と連絡先だけを広告しているのに、陳腐だと中傷された」としている。
芸能界からも“高須支持の輪”が広がっている。22日放送のTOKYO MX『バラいろダンディ』に出演したカルーセル麻紀は「高須先生はすごいいい人だし、誠実な人。悪徳じゃないから、彼は!」と擁護。武井壮も同番組内で「陳腐だという言葉を使って揶揄している。もしとんでもない営業利益の損失が出たら責任を取れるのか。すごく迷惑だと思う」と支持した。
だが、はっきり言って今回の訴訟の勝ち目は、ないに等しい。憲法第51条で「両議院の議員は、議院で行った演説、討論又は表決について、院外で責任を問われない」と定めているからだ。
過去には、ある国会議員がある病院院長について「5名の女性患者にハレンチな行為をした。同院長は薬物を常用するなど通常の精神状態ではないのではないか」と発言。翌日に同院長は自殺し、院長の妻が当該議員と国に対して賠償請求を行ったが、議員への賠償責任は認められなかった。
優秀な顧問弁護士をつけている高須氏が、そのことを知らないはずがない。それでも訴訟を強行するのだから、狙いは別にあると考えるのが妥当。
1つは「高須氏の大好きな話題づくり」。そしてもう1つが「安倍自民への忖度」だ。政治担当記者は次のように推測する。
「高須さんは安倍晋三首相のサポーターですからね。国会では加計学園問題が議論されており、民進党を含む野党の追及に官邸は防戦一方。野党の攻勢ムードに水を差すのが狙いなんじゃないか」
高須氏がどんな腹づもりかはわからないが、茶番のニオイがプンプンすることだけは確かだ。

「安倍自民への忖度!? “無理筋”なのに民進党を訴えた高須院長の狙いは……」の続きを読む
2017年5月11日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 恋愛ニュース, 政治, 東アジアニュース]
<p> 2003年まで中国国家主席を務めた江沢民氏が危篤状態にあると、香港や台湾のメディアが報じている。江氏は15年に北京で行われた抗日戦争勝利70周年記念の軍事パレードを最後に、公の場に姿を現していない。</p>
<p> その後、脳梗塞を起こし、上海市にある復旦大学付属華山医院に入院しているとされるが、香港メディア「東網」(5月8日付)によると、院内は私服警官が巡回し、周辺では交通規制がされるなど、厳戒態勢にあるという。そして奇妙なことに、中国版Twitter「微博」で「華山医院」と検索すると、「関係する法律法規・政策により、検索結果を示すことはできない」と表示される。ほかに検索不能なのは、天安門事件を意味する「六四天安門」など、中国政府が隠蔽したいワードのみ。それだけ、華山医院は触れられたくない存在なのだ。<br />
</p>

「危篤説の江沢民元国家主席は、すでに死亡か? 中国では最高レベルの情報統制」の続きを読む
2016年12月1日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 恋愛ニュース, 政治, 朴槿恵, 東アジアニュース, 韓国]
<p> 韓国の朴槿恵大統領が3回目となる国民に向けた談話を発表し、事実上の辞任を表明した。朴大統領が辞任や退陣について言及したのは初めてとなるものの、果たして本当に辞任するのかと疑いの目が向けられている。というのも、今回発表した談話は、具体性がまったく乏しいのだ。</p>
<p> 朴大統領は「大統領職の任期短縮を含めた進退問題を、国会の決定に任せる」とし、「与野党が論議して国政の混乱と空白を最小化し、安定的に政権を移譲する法案を作ってくれれば、その日程と法手続きに従って、大統領職から退く」と話した。つまりは、事態の収拾を国会に“丸投げ”し、あくまで法律に則って、ということになる。</p>

「辞任表明も、実際には辞めさせられない!? 厚顔無恥な朴槿恵大統領に「どこまでも汚い!」の声」の続きを読む
2016年12月1日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 恋愛ニュース, 政治, 朴槿恵, 東アジアニュース, 韓国]
<p> 韓国の朴槿恵大統領が3回目となる国民に向けた談話を発表し、事実上の辞任を表明した。朴大統領が辞任や退陣について言及したのは初めてとなるものの、果たして本当に辞任するのかと疑いの目が向けられている。というのも、今回発表した談話は、具体性がまったく乏しいのだ。</p>
<p> 朴大統領は「大統領職の任期短縮を含めた進退問題を、国会の決定に任せる」とし、「与野党が論議して国政の混乱と空白を最小化し、安定的に政権を移譲する法案を作ってくれれば、その日程と法手続きに従って、大統領職から退く」と話した。つまりは、事態の収拾を国会に“丸投げ”し、あくまで法律に則って、ということになる。</p>

「辞任表明も、実際には辞めさせられない!? 厚顔無恥な朴槿恵大統領に「どこまでも汚い!」の声」の続きを読む
2016年11月25日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 恋愛ニュース, 政治, 東アジアニュース, 韓国]

「WIKITREE」より
日本と韓国政府は11月23日、「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」を締結、即日発効した。
北朝鮮の核やミサイル情報をはじめ2級以下の軍事機密を、米国を経由せずに共有するためのGSOMIAは、日韓両国にとって初の軍事協定となる。これまでは、2014年に締結した「日米韓軍事機密共有の了解覚書(MOU)」によって、必ず米国を経由しなければならなかったが、GSOMIAで迅速かつ優れた情報の共有が可能になったのだ。
韓国の国防部(日本でいう防衛省)の関係者によると、「米国からの情報と日本の情報が加わって、北朝鮮に対する情報の質が向上すると期待されている」という。日本が衛星で収集した北朝鮮の潜水艦や弾道ミサイルの基地、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)などの軍事情報が入手できるので、韓国にとっては有益な協定のはずだ。
しかし、韓国人の反応は冷ややかである。
韓国政府は、国民の関心が崔順実(チェ・スンシル)ゲートに集まっている隙を突いて、保留状態だったGSOMIAの交渉再開を発表。それからたった27日後、なぜか報道関係者も立ち入り禁止の“密室”で署名式が行われたのだ。
「日本側が署名式の公開を望まない」というのがその理由で、もともと国防部は、非公開の代わりに署名式の写真をマスコミに提供する予定だった。しかし、「部屋が狭いなら1人か2人だけでも、入れてくれ」という記者たちの要求に反発し、「写真提供も取りやめる」と宣言。現場にいた記者たちは抗議の意味でカメラを床に下ろし、腕を組んだまま駐韓特命全権大使の長嶺安政氏を迎えた。
韓国メディアの中では、「朴槿恵、とうとう韓国に日本の自衛隊を招き入れる」(プレシアン)、「日韓軍事情報包括保護協定、今回も“世論の反映”はなかった」(アジア経済)、「日本の顔色をうかがうために忙しかった国防部の“密室軍事協定”」(Mediaus)といった見出しをつけて報じたところも。
そしてネット民からも「韓国はまだ日本の植民地なのか? まったく理解不能だ」「慌ただしい政局を狙って締結するとは、卑怯だぞ」「どうこう言われても、政府が国を売ったのは事実」などいった、非難の声が相次いでいる。
野党も「国政運営の資格もない(朴槿恵)大統領による売国協定」と非難を浴びせている状況だ。
「朴槿恵退陣」に加え、「GSOMIA反対」のデモも行われている韓国。事態は収拾するどころか、ますます混沌としていくようだ。まさか両者が“反日”で手を組むなんてことはないと思うが……。

「「まったく理解不能!」密室で行われた日韓軍事情報包括保護協定締結に、記者団がカメラを捨てて猛抗議!」の続きを読む
2016年11月16日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 恋愛ニュース, 政治, 朴槿恵, 東アジアニュース, 河鐘基, 韓国]

朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求める大規模な“ロウソクデモ”が11月12日、ソウルの中心部で行われた。このデモは、朴大統領の知人の民間人で、カルト宗教団体教祖の娘、崔順実(チェ・スンシル)容疑者の国政介入が発覚したことに端を発するものだが、デモ大国・韓国でも過去最大規模となる100万人が参加した。
そんな中、ある小学生がデモで行った演説の内容が辛らつだと話題になっている。忠清南道・公州市に住むクム・タギョ(小学5年生、女子)さんは、大統領に次のようなメッセージを送った。
「私は、公州市から来たクム・タギョです。私が文章を書くのが苦手だと言うと、ママが演説の原稿を代筆してくれましたが、大統領は崔順実が書いたものを操り人形のようにそのまま読みました。大統領自身は、自分が国を良くしようとは考えられないようです。金魚には申し訳ないけれども、金魚のような知能です。大統領は、国民から預かった権力を、崔順実にあげました。だから大統領ではありません。(中略)私は、こんな話をするために小学校で勉強をしていたかと思うと、やりきれなくて夜も眠れません。こんなことしている時間に『メイプルストーリー』(オンラインゲーム)をやれば、レベルアップもできるのに……。時間がもったいなくて仕方ありません(中略)大統領と親しい人間や、財閥だけがいい暮らしをする国は先進国ではありません。(中略)耳が悪いのか、目が悪いのかわかりませんが、全国で叫ばれているたった8文字が、なぜ理解できないのでしょうか。私も改めて言います。『朴槿恵退陣しろ(박근혜는 퇴진하라)』」
なお、このような若者や学生たちの動きに対し、教育機関が圧力をかけるという事例も起きている。例えば14日、西京大学では、大統領の退陣を求める学生デモ隊の一群が大学側から「懲戒の対象にする」と脅されたそうだ。学閥内には朴大統領支持や、政府と利害関係を持った人々も多く、それらが自発的に行動に出た可能性が高い。
相次ぐデモを受け、朴大統領はどのような決断を下すのだろうか?
(文=河鐘基)

「大統領の退陣求め、韓国で過去の100万人のデモ! 小学生にもディスられる朴槿恵に未来はあるのか?」の続きを読む
2016年11月8日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 恋愛ニュース, 政治, 朴槿恵, 朴正煕, 東アジアニュース, 韓国]

韓国で朴槿恵(パク・クネ)大統領の亡き父、朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の銅像を建立する計画が進んでいる。機密文書漏洩騒動で朴槿恵大統領の支持率が歴代最低の5%になった今、このニュースは韓国人たちの怒りを煽りに煽っているようだ。
朴正煕といえば、韓国で唯一の“独裁者”として知られる人物。日本軍の将校として「高木正雄」と名乗っていたこともあり、韓国では“親日”の象徴として有名だ。そして、親子で韓国の大統領に就任した唯一のケースでもある。
来年11月に迎える朴正煕の誕生100周年を記念し、「朴正煕大統領記念財団」は11月2日、「朴正煕誕生100周年記念事業推進委員会」を発足。その発足式で鄭ホン原(チョン・ホンウォン)委員長は「光化門に彼の銅像を建立する。国内外の政治的状況が厳しい今だからこそ、朴正煕大統領の慧眼と情熱、清貧の精神が必要だ」と発言した。
ちなみに光化門には、ハングルを発明した朝鮮王朝の第4代国王・世宗(セジョン)と、韓国の歴史的英雄である李舜臣(イ・シュンシン)将軍の銅像が存在する。韓国人なら誰もが尊敬する2人と、朴正煕を並ばせようとする大胆な試みについて、「朴正煕は、その2人を足したぐらいの偉人だから」と、朴正煕記念財団はコメントした。
韓国のニュースチャンネル『TV朝鮮』の報道によると、前出の委員会は、すでに京畿道の某鋳物製作所に銅像の制作を依頼したという。銅像の高さは約4メートル。完成した暁にはソウル市に寄付され、光化門に立てられる予定だという。
このような計画に対し、多くの政治家や市民たちはあきれ果てた様子だ。
政治家からは「光化門の地下100メートルにその銅像を埋めるなら、賛成してもいい」という皮肉や、「正気ではない」「イカれている」などの発言が相次いでいる。
また、ネット上でも「ここは北朝鮮ですか?」「立ててみろよ。何度でも重機で突っ込んでやるから」「無駄な努力はやめろ。どうせ1分もたたずに壊される」「朴正煕の銅像が立てられたら、この国を脱出する」といった声が、次から次へと寄せられた。
実は、韓国国内に、朴正煕の銅像がないわけではない。彼の出身地である慶尚北道・亀尾市には、高さ5メートルの銅像がすでに存在。これは、北朝鮮の元指導者である金日成(キム・イルソン)の銅像よりも大きいというが、最近、スプレーを使った「独裁者」などの落書きが相次いでいるとのことだ。
朴槿恵大統領の支持率や、怒りがまん延する韓国社会を見る限り、火に油を注ぐとしか思えない朴正煕銅像建立計画。この先、一体どうなることやら……。

「タイミング悪すぎ! 朴槿恵の父・朴正煕の銅像建立計画に「何度でも重機で突っ込んでやる」」の続きを読む