「012政治」の記事一覧(4 / 10ページ)

ファンは「辞めてほしい」も、議員辞職はあり得ない? 今井絵理子の図太い“恋愛体質”

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今井絵理子オフィシャルサイトより

 元SPEEDの今井絵理子参議院議員が、「週刊新潮」(新潮社)に不倫疑惑を報じられた。7月中旬、今井は自民党の橋本健・神戸市議会議員とホテルに宿泊。新幹線で手をつなぐ様子なども伝えられた。

 橋本議員は別居中の妻と2人の子がいる既婚者で、今井について「新潮」報道では「恋愛感情もありません」と交際も否定したが、今井は文書での弁明で橋本議員から交際を申し込まれたと暴露。好意は持っているが、一線は越えていないと釈明した。

 ただ、誰の目にも不倫は明らかで、これには今井の熱狂的なファンから「恋愛も自由にできない政治家なんか辞めて、歌手に戻ってほしい」という切実なラブコールもある。

 聴覚障害のある息子を育てるシングルマザーということを前面に押し出し、昨年の参院選で安倍チルドレンとして当選した今井だが、SPEED時代からのファンの多くも投票したと思われる。政策の知識はほとんどゼロに等しく、記者のインタビューには「選挙中なので」と回答を拒否。毎日新聞が行った候補者アンケートでも、憲法改正や消費税の引き上げなど24の質問すべて無回答というありさまで、出身である沖縄の問題についても「これから考えます」と無知ぶりをさらしていたが、それでも演説に駆けつけたファンたちからは「絶対に入れるね!」と約束される場面が目立った。

 1996年にデビューした女性4人組のアイドルグループSPEEDは、デビュー当時にメンバー全員が小中学生であることで話題となって即、大ブレーク。爆発的なヒットを連発し、セカンドアルバムは累計200万枚を超えるメガヒットとなった。

 ただ、メンバー間のギクシャクや恋愛への傾倒などが漏れ聞こえ、3年目で早くもメンバーが活動の中心をソロに移し、99年10月には翌年3月の解散を発表した。

 しかし、この短い活動期間が逆に伝説となり、根強く活動再開を望むファンを残し、その後は何度も再結集があった。

 今井は2004年、175RのSHOGOと妊娠発覚を機に結婚も、3年後に離婚。長男の聴覚障害を公表し、講演活動などをしていたが、ファンからの願いはやはり音楽活動で、その多くは一昨年、元SPEEDの島袋寛子と結成した新ユニット「ERIHIRO」も応援していた。

 ただ、このユニットは長続きせず、翌年に選挙への出馬を表明。これは聴覚障害者教育福祉協会会長でもある山東昭子議員からのスカウトで、狙い通り自民党比例候補者で5位となる約32万票を得て初当選。しかし、ファンからはこれを歓迎しない向きも出ていた。

「できれば落選してほしかった。選挙は応援しましたけど、前よりも歌手活動が難しくなってしまったのです。一緒に写真を撮ろうとしても『党から禁止されているので』と断られた。今も本格的なSPEED再結成の夢をあきらめてないファンにとっては、政治家・今井絵理子は好きじゃないんです」(埼玉在住のファン女性)

 その意味では、今回のゴシップは辞職の好タイミングというわけだ。ただ、SPEED時代から今井を知る芸能関係者によると「本人はかなり図太い性格しているので、批判とか気にならないタイプ」と辞任には否定的だ。

 実際、今井は元風俗店経営の婚約者が女子中学生を売春させていた疑いで逮捕(不起訴)されたときも、その報道に参っている様子はなかった。そもそも政治に無関心なのを平然と公にできる点を見ても、強心臓に見える。それを考えると、今回のゴシップも「一線は越えていない」と言い張ってやり過ごしそうではある。

 ただ、関係者は「今井はグループ時代から恋愛体質。好きな人ができると仕事そっちのけみたいなところがあるから、既婚者だろうが、本気なら立場関係なく恋愛に突き進むと思う。逆に相手に飽きて見放すのも早い感じだけどね」と話している。

 恋愛第一なら、人のために尽くす政治家は向かないと思うのだが……。
(文=片岡亮/NEWSIDER)

元SPEED・今井絵理子議員を各局ワイドショーが総叩き! 「不倫スクープ」の“お値段”は?

オフィシャルブログより  元SPEED・今井絵理子参議院議員の不倫をスクープした「週刊新潮」(新潮社)には、さらなる「続報」があるとウワサされる。  ある記者は「新幹線で手をつない…

元SPEED・今井絵理子議員の“不倫釈明”に、身内からも批判と落胆「こんなときにも障害児の息子を盾に……」

<p> 元SPEEDの今井絵理子参議院議員が、不倫報道について書面で「略奪不倫」を否定するコメントを出したが、疑惑の払拭になっていないその内容には“身内”からも落胆の声が上がっている。</p>

<p> ある後援者の女性は「ホテルで朝まで過ごして、手までつないでいるのに、一線は越えてないという言い訳では、むしろ逆効果」と話し、参院選で今井に投票したという自民党員の男性は「ただでさえタレント議員として色眼鏡で見られているのに、もうかばいきれない」と肩を落とした。</p>

<p> 同年代の党関係者によると「党内で市議との交際を知る者は少なく、この話を聞いて、今井ではなく市議に激怒の連絡を入れた人もいる」という。</p>

<p>「週刊新潮」(新潮社)によると、今井は7月中旬、橋本健・神戸市議会議員と大阪府内のホテルに宿泊、新幹線のグリーン車で手を握って一緒に眠っている写真なども報じられた。 橋本議員は大阪大学歯学部卒業後、市議となって3選。記事によると、別居中の妻がいる2児の父親だという。<br />
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上西小百合氏がサッカーファンをディスって大炎上! すでに「政界引退」を検討か

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上西小百合氏Twitterより

「政界の炎上クイーン」こと上西小百合衆院議員が、やりたい放題だ。発端は、15日に行われた浦和レッズとドイツのドルトムントのサッカー親善試合に関する上西氏のTwitter投稿。2対3で逆転負けを喫したレッズに対し、上西氏は「浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな」とツイート。これに激怒したサポーターからバッシングされると、同氏は「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく。他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ」と大暴言を吐いた。

 炎上ツイートを見かねたFC岐阜のGK・高橋義成から「遊びじゃないし、負けは酷いことではない」と諭されても、上西氏は「少しは骨のある選手がいるんですね。見直しました。ただ直接言って下さいね。男なんだから」と、さらに挑発。サポーターから「じゃあ、骨のある浦和サポーターがあなたに直接意見言える場を作って!」とツイートされ、「浦和で街頭演説でもしましょうか」「よし、やろう。今決めた」と応戦するなど、全面戦争の様相を呈している。

 レッズサポーターの怒りはただ事ではなく、上西氏の事務所には殺害予告が届いているとも。ただ、これについては「自ら宣言してしまった浦和での街頭演説を回避するための口実作りにすぎない。深刻な殺害予告が届いているかはわからない」(政界関係者)という声もある。

 もともと「炎上芸」と揶揄されてきた上西氏の言動だが、今回ばかりはさすがにやりすぎの感も……。次期総選挙では空前絶後の「落選運動」が繰り広げられることが現時点で確定してしまったが、舞台裏を調べると、どうも上西氏に出馬意欲がなくなっているという。

「どうせ出ても落選濃厚ですからね。わざわざ選挙資金を無駄にすることもないのかなぁ、と。彼女はこれまで『生涯政治家。タレントにはならない』と言っていましたが、最近は彼の秘書が芸能プロと接触しているようです。前言撤回して、タレントや政治評論家に転身する可能性のほうが高そうです」(政治担当記者)

 将来のタレント転身を見越して目立とうとしているのかもしれないが、積極的に敵を増やしていくそのやり方は賢いとは言い難い。最後は政治家らしく、選挙でド派手に砕け散ってもらいたいものだが……。

「このハゲーーー!」よりスゴイ!? 自民党議員の“パワハラ音声”マスコミへの持ち込みが続出中!

「このハゲーーー!」よりスゴイ!? 自民党議員のパワハラ音声マスコミへの持ち込みが続出中!の画像1
自由民主党公式サイトより

 正気とは思えない絶叫暴言・暴行が大問題となり、自民党に離党届を提出した豊田真由子衆院議員について、タレントのヒロミが出演番組で「録音ばやりになる」との予測を示したが、すでに週刊誌などには続々と第2、第3のパワハラ音声が持ち込まれている。

 ある週刊誌の編集部には、問題が報じられた6月下旬以降、4者のパワハラ被害者から生々しい現場録音の情報提供があった。うち2件は、政治家による怒鳴り声。残りが企業内で上司による叱責だった。

 編集者によると「政治家の方は、確かにパワハラだと受け取れるものですが、豊田議員ほどのインパクトはなく、今すぐに表にしても話題にはなりにくいから、もう少しじっくり取材することになっている」と、現時点では記事化が保留されているという。

 豊田議員の問題では、発覚直後に自民党の河村建夫元官房長官が、「男性の衆院議員なら、あんなのはいっぱいいる。あんなものでは済まない」と発言しているが、事実、前述2件のパワハラ政治家も自民党所属の議員であり、同党内には似たような“モンスター議員”がたくさんいるようなのである。

 豊田議員は運転中の秘書に対し「お前の娘がさ、強姦通り魔にあったらどうする?」「死ねば! 生きてる価値無いだろ、もうお前とか」「鉄パイプでお前の頭を砕いてやろうか!」などの暴言を大絶叫した上、暴行までしていたが、河村議員の言う通り「あんなものでは済まない」というのなら、これより凄まじいパワハラが日常的に存在するわけだ。

「だから今後に期待、とメディア的には思ってしまいますけどね。でも、こうも早く音声が寄せられたのは、その河村発言の影響も大きいですよ。何しろ、あの発言で記者たちが色めき立って、あちこちの秘書たちに『音声があれば買う』と連絡していましたからね。そういった話が広がって『こんなのもあります』という持ち込みが増えているんです」(同)

 前出編集部に持ち込まれた政治家のパワハラ音声のひとつは、20代男性の政治家が連絡のミスなどについて40代の男性秘書を叱責。その口調自体は穏やかだが「あなたの知能は女子高生以下」「嫁がかわいそう、あなたみたいな人と結婚して」という、精神的ダメージを与える発言内容が含まれているという。相手を見下し、家族のことにまで言及するのは、豊田議員とも共通する部分だ。

「もっとも、取材をしていて、偉そうな政治家というのは自民党議員に限ったことではなく、たくさんいますよね。でも、特に最近は安倍一強なんてもてはやされてきた自民党の驕りで、議員の横暴に拍車がかかった感じもします。いずれにしても、他にもモンスター議員がいくらでもいるってことで、豊田議員の話が落ちついた頃に似たような音声のスクープを出したいところ。そうなると、政治家の方も秘書が録音していないか確かめてから怒鳴るようになるかもしれませんけどね」(同)

 日刊紙の政治部記者によると「パワハラで多いのは元官僚などのエリートや元マスコミ関係の議員」だという。豊田議員も東大法学部を経て厚生労働省のキャリア官僚となり、夫も国土交通省に勤めるというスーパーエリート。こういうタイプの政治家の秘書には、すでに各種メディアから取材依頼が届いているかもしれない。
(文=片岡亮/NEWSIDER)

「このハゲーーー!」豊田真由子氏 政治家継続は絶望的で、今後はどうなる?

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とよた真由子 公式サイトより

 耳を疑うような罵詈雑言を秘書に浴びせていた豊田真由子衆院議員。一連の言動のインパクトはあまりに強く、今後、政治家として生きていくのはかなり厳しそうだが、いったいどんな人生を歩んでいくのか?

 繰り返しテレビのワイドショーで報じられ、日本中にインパクトを残した豊田氏の暴言騒動。「このハゲーーー!」「ちがうだろーーー!」「豊田真由子様に向かって」など、流行語大賞にノミネートされてもおかしくないような破壊力あるフレーズを連発した豊田氏について、週刊誌記者は語る。

「タイミングでいうと、『週刊新潮』(新潮社)の1回目の記事だけなら、豊田氏はなんとか延命できたでしょう。豊田氏の記事が週刊誌に掲載され、彼女が自民党に離党届を出したのが6月22日。その翌日に小林麻央さんが亡くなったことが明らかになって、ワイドショーはその話題一色になり、世間の目をもそちらに集まりましたから。しかし文春のベッキー報道が典型的なケースですが、最近の週刊誌は“第2弾”を用意しています。豊田氏も第1弾の『ハゲーーー!』や、例のミュージカル調の罵声だけなら、ほとぼりが冷めるのを待つという手もありましたが、第2弾が出てしまったので、もうアウトでしょう」

 豊田氏は議員辞職こそ免れたものの、自民党からは離党を余儀なくされた。まだしばらくの間は、議員として活動する豊田氏だが、政治家としての今後はどうなるのか?

「与党・自民党が都議選にボロ負けした原因を彼女に求める声も多いため、豊田氏が今後、自民党に復党するというシナリオは考えにくい。どこかよその党に行っても、インターネットで蒸し返されるでしょうから、もう街角に立って選挙に臨むのも現実的ではありません。自民党が都議選で負けたことで衆院解散は遠のいたと見るべきでしょうが、議員でいられるのは長くとも来年いっぱいということになります」(同)

 子どもを2人抱える豊田氏は、まだまだ働き盛りの42歳だが、政治家としてのキャリアが終わったとなると、どんなライフプランを描くのだろう。豊田氏を学生時代からよく知っているというAさんは、こう語る。

「何もせず、じっとしているタイプではない気はします。司法試験を受ければ、すぐ受かるでしょうけどね。もともと彼女は東大の法学部出身ですし、ペーパー試験にはメチャクチャ強い人。検事とかになったら怖そうです……。ただ妹さんも弁護士なので、彼女の自尊心が妹と同じ弁護士、検事といった職業で満たされるかというと疑問ではあります。自分がイチバンじゃないとイヤなタイプだと思うので……。あとは、しばらく海外逃亡っていうのが現実的な気がします。英語もペラペラですし、ハーバード大学に行ったりジュネーブで仕事をしていたりして、海外なら仕事のツテもあるでしょう。それでいつか帰国したときにまた政治家なりなんなりになって、しれっと“あのときは精神的に不安定でした”みたいに、ビョーキといって“精算”してしまうとか」

 ちなみに豊田氏のHPには、座右の銘として「艱難汝を玉にす」というフレーズが記載されている。今回直面した最大の艱難は、彼女を玉にするだろうか?

「このハゲーーー!」豊田真由子衆院議員、女子大生時代『上岡龍太郎の男と女ホントのところ』でジュリアナダンスの過去

「このハゲーーー!」豊田真由子衆院議員、女子大生時代『上岡龍太郎の男と女ホントのところ』でジュリアナダンスの過去の画像1
とよた真由子 オフィシャルブログより

 男性秘書に対する暴行と暴言が「週刊新潮」(新潮社)に報じられ、世間を騒がせている豊田真由子衆議院議員の意外な過去が明らかとなった。1993年の『上岡龍太郎の男と女ホントのところ』(TBS系)へのテレビ番組出演である。

「『上岡龍太郎の男と女ホントのところ』は、番組名を変えながらも1992年10月から96年9月までの4年間にわたって続いた人気番組です。毎回スタジオにテーマごとに50人の出演者を招いてアンケートを取り、本音に迫るものです。ボディビルダー、霊能者、AV女優など風変わりな出演者をそろえることで知られました。豊田議員は『東大女子50人』の回に出演しています。肩書は文科1類の1年生ですから、現役入学の豊田議員は18歳だったことになりますね」(放送作家)

『上岡龍太郎の男と女ホントのところ』は放送時間が木曜19時のゴールデンタイムでありながら、毎回きわどい内容に踏み込んでいた。東大女子の回でも「男性経験がある」「アダルトビデオに出演してもよい」「篠山紀信にならヘアヌードを撮られてもよい」といった質問が並ぶ。豊田議員は、番組の最後に発表されたセクシー度チェック心理テストで、91点の第1位を獲得している。

「1豊田議員は、パリッとしたオレンジのスーツに、髪形はソバージュと、バブリーな姿が印象的ですね。その後、心理テストで1位から3位となった女性が“お立ち台”の上でジュリアナダンスを踊り、笑福亭笑瓶をいかに悩殺できるかを競うゲームにチャレンジ。豊田議員はかなり恥ずかしがっており、ダンスが終わると逃げるように走り去る姿が映されています」(同)

 確かに番組を見る限り、見た目はイケイケでもシャイな一面をのぞかせる普通の女子大生といった印象を受ける。これが彼女の本質なのか、あるいはすでにこのころから“猫をかぶって”いたのか――。「週刊新潮」では「表裏の激しい人物」と報じられているだけに、あらゆる意味で興味深い映像ではあろう。
(文=平田宏利)

都議選大敗は必至……民進党・蓮舫代表辞任へのシナリオ

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 7月2日に投開票が行われる都議選が東京6月23日に告示され、現在首都・東京は選挙戦の真っ最中。国政では一強状態の安倍・自民党と、小池百合子都知事が率いる都民ファーストの会との戦いに全国から注目が集まっている。

 今回の都議選の焦点は、なんといっても小池新党だ。都議会の現有議席は、自民党の56議席に対し、都民ファーストは5議席。しかし、この構図が大きく変わるのは確実だ。週刊誌記者は言う。

「都民ファーストの勢いは本物です。読売新聞が行った最新の調査でも、支持率は自民党の23%に対し、都民ファーストは26%。島しょ部以外のすべての選挙区で議席を獲得するのはほぼ確定的で、一気に第一党に上り詰める公算が高くなっています」

 そんな中、存在感が薄いのが民進党だ。民進党(東京改革議員団)は現在18議席だが、もはや“絶望的”ともいえる予測が相次いでいる。前出の読売の調査では、民進党の支持率は4%で、共産党の8%にも大きく水をあけられる始末。党内は、もはやガタガタだ。

「今年4月、党内きっての実力者である細野豪志氏が代表代行を辞任。さらに、都連幹事長の長島昭久氏も党を離れました。都議選を仕切る立場の人間が直前に党を離れるようでは、勝ち目などあるわけがありません。その後も次々と離党者が相次ぐさまは、まさに沈む船からネズミが逃げるような状況です。春先には“議席0”などという壊滅的な予測も出ましたが、さすがに5~6議席は取るとは思いますが……」(同)

 民進党は衆参ともに野党第一党だ。そんな民進党はなぜここまで嫌われてしまったのか? そこには蓮舫代表の“あの問題”があるようだ。都内の情勢に詳しいフリーライターが語る。

「都議会では、『東京改革議員団』という会派名に改称し、“民進”という名前を消しましたが、民進党といえば蓮舫氏。知名度が抜群なのは政治家にとって大きな武器ですが、彼女の二重国籍問題が大きく尾を引いているようです。実際、民進党の候補者は、『早く党首の戸籍を見せろ』『お前のところのボスは二重国籍だろ』といったヤジを飛ばされているようです」

 もはやまったく勝ち目のない戦いを強いられている民進党の議員たち。大敗確実の情勢の中、選挙後はどうなるのか?

「民進党にとって頼みの綱は小池都知事との連携でしたが、これはあっさり断られてしまいました。これにより豊洲問題や五輪問題などで注目度の高い都議会での発言力低下は必至です。党内には会派が乱立していて、一枚岩には程遠い状況なので、都議選で大敗すれば『蓮舫が党首の限り、ウチは戦えない』という声もあがってくるでしょう。知名度が高い彼女を切れば、民進党は本気だとアピールできますから、『蓮舫を切って、立て直し』という動きも出てくるのではないでしょうか」(前出週刊誌記者)

 蓮舫氏が党首でいられるのも、7月2日まで?

内部告発問題で激震の“ヤンキー先生”義家弘介文部科学副大臣、過去の「ツッコミどころ」が噴出する!?

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義家弘介公式サイトより

 加計学園の獣医学部新設計画を巡る内部文書について、ヤンキー先生こと義家弘介文部科学副大臣が「職員が内部告発した場合、国家公務員法(守秘義務)違反に問われる可能性がある」と述べたことで、大きな反発を買っている。

 これには、法解釈の専門家からも「違反に該当しない」「告発者への圧力だ」とする反論が噴出、世間からも「すっかり政権の犬になってしまった」と落胆の声も多い。オカルト系タレントの江原啓之には「正義を貫く義家先生の姿にかえっていただきたい」とまで言われてしまっている。

 この状況で一部では「ヤンキー先生」にあったネガティブな話が蒸し返されるのではないか、ともささやかれる。義家副大臣は「言動の矛盾」や「問題発言」が多く指摘されていた過去があるからだ。

「交際していた女生徒に注意した担任の頭に火をつけて燃やした」

「高校時代の野球部で監督を殴って中退になった」

 本人が過去に語ったとされる、こういった不良だったエピソードは事実であればトンデモない話だが、さらに「教師時代に高校1年生の女子生徒と交際、妊娠となり結婚したと言っていたが、教育委員になると『女子生徒が学校を中退してから交際を始めた』と発言に変化した」とか、「貧しい生徒のために基金を設立したとするが、学校にそんな基金があったという話が見当たらない」などといった発言の信ぴょう性を疑う声が多数あった。

「著書で母が会いにきた話を書いているが、雑誌では当時、すでに母が死んでいた話をしている」

「父に復讐するため、空手を10年習ったというが、流派や写真ひとつ公表していない」

「殴りかかってきた生徒を退学させないために先に殴った、という話をする一方で、ほかでは『生徒を殴るわけにはいかないから机を殴って手を骨折した』と話している」

「教え子がくれたネクタイピンを常に身に着けているという話をしていたが、ほかではそれが金のネックレスになっていた」

「ノストラダムスの大予言は携帯でネットができるようになって子どもが大人を信用しなくなったことだとしながら、自身は有料の携帯サイトを教師時代から運営していた」

「横浜市教育委員であるのに、家庭教師派遣業者のCMに出演していた」

 こういった疑いの数々を個別に検証はしていないが、議員になる前は「元不良の教師」というキャラを強調してメディア出演を増やしていた人物でもあり、いくらか誇張があったとしてもおかしくはないかもしれない。ある政治記者は「そもそも義家に期待する方がおかしい」とまで言っている。

「義家を担ぎ出したのは、2007年の参院選候補にした第一次の安倍自民党で、だから最近になって“安倍政権の犬”になったわけではなく、最初から安倍(晋三)首相に飼われた犬だったんですよ。安倍首相は教育改革を大義名分とした教育のビジネス化を進めていたから。その後の学園問題も、その延長線上にあるわけです。義家はもともと政治家になりたくて仕方なかった人物で、日本テレビの情報番組に出ていたときに共演の政治学者、福岡政行に『誰でもいいから政治家を紹介してください』としつこく頼んでいましたよ」(同)

 議員になってからの義家副大臣は、週刊誌に高級風俗店通いや元共産党員の経歴を報じられ、兼業禁止の公設秘書に芸能プロ幹部を使っていたという話もあったから、江原の言うような「正義を貫く先生」という話自体も疑わしくなる。

「怪しい経歴や言動に突っ込みどころがたくさんありそうな人物だから、今回の問題で世間を敵に回すと掘り起こされちゃうかもしれませんよ。本人は大臣のイスまであと一歩と思ってやっているんでしょうけど、下手すれば次の選挙が危ないのでは」(同)

 過去の発言問題は横に置いても、ネット上では「政治家になってからのヤンキー先生の人相がどんどん悪くなっている」というようなアンチが増えつつあり、そのイメージダウンは決して小さくはなさそうだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

前代未聞! 民進党代議士が記者に「民進党のゴシップを書いてくれ」離党のキッカケを求めて……

前代未聞! 民進党代議士が記者に「民進党のゴシップを書いてくれ」離党のキッカケを求めて……の画像1

 東京都議選(6月23日告示、7月2日投開票)を前に、民進党から離党者が相次ぎ、都議選出馬予定者では6月6日に離脱表明した柿沢ゆきえ氏で16人目となった。そんな中、都議選に無関係な国会議員にまで離脱を視野に入れている者がいて、その「キッカケ」を記者に相談しているという話だ。

「いやあビックリだね。長年この仕事をやっているけど、議員が自分の党のゴシップを書いてくれって言ってきたのは、これが初めて。後援者や支持者の手前、党のスキャンダルがあれば離党の理由になるからだってさ」と明かすのは、週刊誌の政治担当記者。

 先日、この記者のもとに、長く付き合いのある民進党の国会議員が「近い将来、離党するかもしれない」ことを打ち明け、その理由をつくってほしいと頼まれたというのだ。

「党にとってマイナスになる記事を書いてほしいということで、いくつかその材料となる内部情報の資料も持ってきたんで驚いた。その内容は離脱の理由になるかどうか、ちょっと微妙な感じだったけど、議員は民進党が泥舟になっているのを実感している」(前出記者)

 一部では、都議選での惨敗予測が立てられる民進党だが、支持の広がらない状況に、離れていくのは都議選候補ばかりではないようだ。先日は最大の支持団体である日本労働組合総連合会(連合)のトップが10月で退任する見通しとなり、ある幹部は都議選について「民進党は別組織」と発言するなどあからさまに距離を置くようになった。

 民進党都連の松原仁会長が蓮舫代表に厳しい姿勢でいることから、都議選の結果によっては蓮舫代表の責任論が出るのは必至で、党の内部では有力者である前原誠司氏、玉木雄一郎氏、馬淵澄夫氏らが、それぞれ水面下で蓮舫辞任後を見据えた動きを探っているという話もある。

「もともと蓮舫の不人気は、昨年9月に代表になって幹事長に野田佳彦(元首相)を選んだことにあったからね。野田さんは民主党政権陥落のA級戦犯と言われている人物なのに、そんな人を要職に就かせてしまったんだから。蓮舫辞任後のイニシアチブを誰が握るかのレースがもう始まっているけど、そのトップ交代後はさらに堕ちてしまうんじゃないかと見ている人は離脱も視野に入れているわけ」(前出記者)

 確かに細野豪志氏が代表代行を辞任するなど、党執行部の求心力は低下するばかり。

「そうなると前原さんの再登板ぐらいしか先が見えてこないんだけど、それで息を吹き返すと考える人ばかりじゃないからね。ただ、いま逃げ出すと露骨な裏切り者みたいなレッテルを貼られてしまうから、何か理由になるゴシップを書いてほしいんだろう」と記者。

 実際に内部リークから出されたゴシップを記者が記事にするかどうかはさておき、所属議員が「党にとってマイナスになる記事を書いてくれ」なんて言いだすのは政党としては末期症状ともいえる。いくつかもらった「内部情報の資料」とやらの中には、党幹部の私生活に関するゴシップも含まれていたというが……。
(文=和田修二)

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