「05本」の記事一覧(7 / 17ページ)

元暴走族の教官が熱血指導! 最短2日で免許が取れる『東京板橋マルソウ自動車教習所』

<p> みなさんは、自動車運転免許って持ってますか? 免許を取るために必ず通わなきゃいけない自動車教習所、あれがダルくて取得をあきらめたなんて人も結構いるんじゃないかと思います。</p>

<p> 免許は欲しいけど、教習所は嫌だ! そんな人にピッタリのマンガがあります。このマンガに出てくる教習所に通えば、もしかしたらたった2日で免許が取れて、しかも、ものすごいドライビングテクニックまで身についてしまうかもしれません。というわけで、今回は世にも珍しい自動車教習所マンガ『東京板橋マルソウ自動車教習所』を、ご紹介しましょう。</p>

迷い込んだのは“秘境”で“魔境”だった!? 藝大生のヘンテコな青春『最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常』

<p> 本の帯に“前人未到、抱腹絶倒の探検記”という興味をそそられる煽り文句があり、恐る恐る『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』(新潮社)を読み始めた私にとって、予想だにしない事実が待ち構えていた。</p>

<p> そこには前人未到の場所も、腹を抱えて笑うべき部分もなかった。それどころか、驚くべきことなどどこにも存在してはいなかったのだ。より正確に言えば、日本大学藝術学部を卒業した私が普段身を置いている日常に酷似したものが“カオスな日常”と呼ばれてしまっていた。<br />
探検隊のつもりでいたらそうではなく、探検される先住民の側だったのだ。カオスの中で普通に呼吸をしていれば、当然のことながらそこがカオスであると自覚するきっかけは与えられない。麻痺していたのだ。</p>

“王者”はなぜ、玉座から引きずり降ろされた? 関係者が独白『フジテレビ凋落の全内幕』

<p>「“王者”が窮地に立たされている。」という書き出しから本書は始まる。ここでいう王者とは、フジテレビのことである。</p>

<p> 『フジテレビ 凋落の全内幕』(宝島社)は、視聴率の悪化と、業績不振が騒がれているフジテレビ及び、フジの巨大メディアグループを多角的に検証、全11章からなる一冊だ。筆を握るのはジャーナリストやノンフィクションライター、さらには、放送作家、元フジテレビの記者などといった様々な職種の面々だ。</p>

“超変態セックス”の報酬は月400万円! 知られざる裏仕事の全貌を網羅『実話! 超ヤバい裏仕事』

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『実話! 超ヤバい裏仕事』(宝島社)

 世の中には、いろんな職業がある。宝島社から発売中の『実話! 超ヤバい裏仕事』は、品行方正な職業の紹介……というわけではもちろんない。排泄物を食べるスカトロAV女優や、芸能人にシャブをバラまく売人といった裏のプロフェッショナルの稼ぎを月収で網羅。さらには、警察や医師など一見ホワイトに見える職種の裏稼業が取り扱われている。

 ドラマや映画などのフィクションでたびたび扱われる“裏仕事”。本書によれば、下は月3,000円と小遣い程度だが、上は月400万円稼ぎ出す者も。月400万円を手にできる仕事とはいったいどんなものなのだろうか?

 女優を目指していたとある女性は、ある日、知り合いの女性から「いいバイトがある」とチャットレディーの仕事を紹介されたそうだ。仕事に慣れ始めたある日、雇い主からさらに高収入の仕事を紹介された。それは“あてがわれたセレブ男性とセックスをすること”。女性は怖くなり断ったが、その仕事を引き受けた紹介者の女性がセックスに従事する姿を目撃してしまう。

 そのプレイ内容がなんとも衝撃的だ。紹介者の女性は、血のようなもので全身が真っ赤。「相手が腕や足を切って、その血を私に飲ませるのが気持ち悪かった」「ウンコを塗られたり、食べさせられたりした」と紹介者の女性は、苦情を訴えた。しかし、雇い主は「月400万円払っているんだから、我慢してよ」と返した。血とウンコまみれの女性は、その後、清純派歌手としてデビュー。誰もが知る売れっ子になったそう。

 裏仕事といっても、種類は多種多様。延々とゴキブリを踏み潰す「フェチ系女優」は月3万円。今の恋人と別れたいカップルの間に入る「別れさせ屋」は月60万円。テレビ番組や音楽のMVの無断アップロードで稼ぐ「違法ユーチューバー」は、平均して月15万円ほどの稼ぎになるという。さらに、僧侶に化けて葬式に紛れ込む無資格の「ニセ坊主」は月35万円を手にしているとか。ちなみに、このニセ坊主は自ら売り込みを行い、多数の葬儀社と契約を結んでウハウハだそうだ。

 裏仕事師インタビューとして“秒速で1億稼ぐ男”与沢翼が登場。転落から復活し、現在のシンガポールでの新生活にいたるまでを、洗いざらい語っている。「嫌われっぷりではホリエモンに勝ったぞ!」と語る与沢は、資産15億円まで上り詰めた。

 悪巧みを思いつくのは人間の性か。その手腕と稼ぎ出す数字に、良くも悪くもため息が出る。

最年少球団社長は、横浜DeNAベイスターズの何を変えたか? 池田純『空気のつくり方』

<p>「あのベイスターズが、よもやここまで変わるとは……」</p>

<p> 最下位がもはや“定位置”と化していたかつての弱小ぶりをつぶさに見てきた野球ファンなら、今季、悲願のクライマックスシリーズ(CS)初進出を果たした横浜DeNAベイスターズの躍進には、誰もがそんな感想を抱いていることだろう。</p>

<p> 何しろ、本拠地・横浜スタジアム(以下、ハマスタ)の今季の観客動員は、マシンガン打線&大魔神を擁して日本一にも輝いた1998年さえをも凌駕する過去最多の約194万人。5位のカープにすら11.5ゲームもの大差をつけられて、ぶっちぎりの最下位に沈んだ“身売り”直前の11年シーズンが、12球団ワーストの約110万人だったことを思えば、まさに「超」がつくほどの驚異的なV字回復だと言っていい。</p>

エロチックな色白美人は元過激派だった! 定番ジャンルの異質マンガ『おんな教師』

<p>「女教師」……不思議とエロチックな響きがするのは、なぜでしょうか? 僕が煩悩の塊だから? いや、それだけではないはずです。世の男性諸君は、誰しも「女教師」という言葉に少なからずエッチなニュアンスを感じ取っているに違いありません。</p>

<p> それはおそらく、われわれの頭の中に『まいっちんぐマチコ先生』とか『いけない!ルナ先生』などといった、エッチな女教師マンガを読んだ記憶が残っているからにほかならないのですが、もしこんな先生が実在して授業をしてくれていたら、きっと僕らの人生は変わっていたのではないでしょうか? それも、悪い意味で。<br />
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野球賭博、覚せい剤、女性問題……腐敗止まらぬ、巨人軍の「闇」

<p> クライマックスシリーズでDeNAに敗れ、今シーズンを終えた読売ジャイアンツ。2016年は球団にとって、球場外でも苦しい1年となった。</p>

<p> 2月には、OBの清原和博氏が覚せい剤取締法違反で逮捕され、3月には、昨年膿を出し切ったはずの野球賭博問題で高木京介投手が謝罪し、契約解除。さらに、昨年野球賭博で解雇された笠原将生元投手、松本竜也元投手は練習中も「声出し」(試合前の円陣で声出しをした選手は、チームが試合に勝った場合にはほかの選手たちから祝儀として現金を受け取り、負けた場合には逆に全員に現金を支払うというもの)と呼ばれる賭けに興じる選手たちの姿を証言。その結果、桃井恒和球団会長、白石興二郎オーナー、そして、「ナベツネ」こと渡邉恒雄最高顧問の引責辞任が発表された。</p>

<p>「週刊文春」(文藝春秋)記者・西崎伸彦氏は『巨人軍「闇」の深層』(文春新書)において、それらの問題を巨人軍が抱える構造的な問題と看破している。「紳士」たるはずの巨人選手に、いったい何が起こっているのだろうか? <br />
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亡くなったあの人へ送る、73通の手紙『天国ポスト もう会えないあの人に想いを届けます。』

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『天国ポスト もう会えないあの人に想いを届けます。』(トランスワールドジャパン)

 人は、いつか死ぬ。当たり前のことだが、死んでしまったら、もう会話をすることはできない。けれど、親や兄弟、恋人、友人など、身近な人が亡くなると、伝えたいことや答えてほしいことがたくさん出てくる。

『天国ポスト もう会えないあの人に想いを届けます。』(トランスワールドジャパン)は、“天国ポスト”に投函された1,000通以上の手紙から、73通を紹介した1冊だ。

 天国ポストとは、涙を流すことで心のデトックスを図る“涙活”プロデューサーの寺井広樹氏が考案し、直木賞作家の志茂田景樹氏が命名した、もう会えなくなった人に手紙を届けてくれるポストのこと。福島県いわき市にある、元郵便局長の猪狩弘之さんのご自宅の庭にあるポストをメインに、全国各地に設置箇所を増やしている。

 誕生のきっかけは、寺井氏が福島県同市で涙活イベントを開催した際に、もう二度と会えない、亡くなった人に「ありがとう」を伝えたい、という声が多数あったことからだという。

 紹介されている手紙には、とてもパーソナルな内容が書かれているが、不思議と気持ちが痛いほど伝わってくる。すべて読んだ中で、つい泣いてしまった2通がある。

「お母さん
私のところからはお母さんが見えません。お母さんからは見えていますか?
最後の日の日めくりもあの日のまま、片付けることができないでいます。
それでも思い出してすぐ泣いてしまう事はだいぶ少なくなったように思います。
“元気一番”お母さんが書いてくれたものをみると元気が出ると同時にまた泣けてくる。
私はあなたの娘ですから強いはず。すぐに笑顔になるからね。どこかで見ていてください。
じゃあ、またね。」

「ママへ パパへ
会いたい…会いたい!
でもね…いつもいてくれるよね。時々夢を見ます。
いろいろ片付けなさい! 洗たくすんだの? ごはんは? いっぱい言われて、
でも最後は笑ってゆるしてくれるよね!!苦笑いもあるけど…!
会いたいけど、あんまり思わないようにします。見守ってね!」

 個人的な話だが、私の母が、2カ月ほど前に亡くなった。がんだったので、突然ではなく、2年間の闘病中にたくさん話すこともできた。けれど、伝えたいことはいくらでも出てくる。

 息を引き取ってから、どうなっちゃったの? 閉所恐怖症だったのに、火葬場の狭いところで焼かれて怖くなかった? ちゃんと天国にたどり着いた? 友達やおじいちゃん、おばあちゃんには会えた? 今、一体どこにいるの――? 

 正直なところ、返事がほしい。「大丈夫!」そのひと言がほしい。きっと天国ポストに投函した人たちも、そうじゃないかと思う。けれど、いくら待っても返事が届かないことは、みんなわかっている。その現実を乗り越えるために、思い切り泣く。そんな手助けをしてくれる本なのかもしれない。
(文=上浦未来)  

●てらい・ひろき
1980年、兵庫県生まれ。同志社大学経済学部卒。涙活プロデューサー。2013年、意識的に涙を流すことで心のデトックスを図る「涙活」を発案。『タカトシの涙が止まらナイト』(テレビ東京)には企画段階から協力している。川嶋あいと絵本『ぼくの天国ポスト』(絵本塾出版)のイメージソングを共同作詞。主な著書に『涙活でストレスを流す方法』(主婦の友社)、『泣く技術』(PHP文庫)などがある。

●しもだ・かげき
1940年、静岡県生まれ。中央大学法学部卒。さまざまな職を経て80年、『黄色い牙』で直木賞受賞。多彩な作品を発表する傍ら「よい子に読み聞かせ隊」を結成、2014年、日本絵本賞読者賞受賞。多ジャンルで活躍し、読み聞かせ&講演の開催数は1,800回を超える。

「あ~もう将軍やめたいなぁ……」歴史上の偉人たちがかく語りき『笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳・戦国時代』

<p>ドラマチックに歴史を語る人をご存知ですか? 歴史の本であるはずなのに、まるで小説を読んでいるかのように、ドキドキ・ワクワクする本を最近執筆されました。</p>

<p> その人とは、お笑いコンビ「ブロードキャスト!!」の房野史典さまです。そんな房野さまが書かれた本が今、密かに話題になっております。『笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳・戦国時代』(幻冬舎)で、遥か昔である戦国時代の出来事を、まるで今、目の前で起きているかのように語ってくれます。</p>

<p> 戦国時代の話なのに、学校で休み時間に、クラスメイトが芸能ニュースを話しているみたいに解説。私は、歴史が好きです。今まで、歴史書や教科書などから歴史を学んできましが、この本を読んで、もっともっと歴史を好きになりました。</p>

闇社会とのつながり断ち切れぬ芸能界、次の“ドン”は誰だ!?『増補新版芸能人はなぜ干されるのか?』

<p> このほど、『増補新版芸能人はなぜ干されるのか?』(鹿砦社)という書籍が刊行された。同書は、2014年に刊行された『芸能人はなぜ干されるのか?』に新たに補章を加え、これまでほとんど報道されてこなかった芸能界の裏側を鋭くえぐるノンフィクションだが、内容の過激さから発売早々話題となっている。ここでは著者の星野陽平氏に同書刊行の真意を聞いた。</p>

<p>――まず、旧版の『芸能人はなぜ干されるのか?』の内容について説明していただけますか?</p>

<p><strong>星野陽平(以下、星野)</strong> 2009年3月にタレントの北野誠がパーソナリティを務める『誠のサイキック青年団』(ABCラジオ)が突如、終了し、その後、北野も番組内などで不適切な発言があったとしてしばらく謹慎するという事件がありましたよね。この事件を取材する過程で、いわゆる「干される」という現象から日本の芸能界が抱える構造的な問題が見えてきたわけです。それで5年ほどかけて、内外の芸能界の歴史を徹底分析して、日本の芸能界のどこがどのようにおかしくて、どうすればいいのかということを示したのが『芸能人はなぜ干されるのか?』です。<br />
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