「03カルチャー」の記事一覧(2 / 40ページ)

「プリキュアにはかなわない」という現実を超えて──ラノベレーベルにも乗り出す「キリスト新聞社」の目指す未来

<p>「日曜日の朝は、特撮がありプリキュアもあり……まあ、勝てないですよ」</p>

<p> まっすぐな視線から注がれる言葉には、あきらめの先の希望があった。</p>

<p> 松谷信司は、キリスト新聞の編集長として、これまでもさまざまな試みを行ってきた人物である。聖書を題材に「モーセ召喚!!!」「聖書の世界を遊び尽くせ!!」をキャッチコピーにしたカードゲーム『バイブルハンター』。同じく聖書の人物が登場する『バイブルリーグ』。スマホで遊べるパズルゲーム『モーセの海割り』。</p>

『聲の形』はいじめっ子を美化する作品? 公開めぐり、中国政府と観客に温度差が生じたワケ

<p> こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。</p>

<p> 9月8日、京都アニメーション製作のアニメ映画『聲の形』が中国で公開されました。</p>

<p> 本作は大今良時氏の同名漫画が原作で、聴覚障害を持つヒロインの少女・西宮硝子と、彼女をいじめたことがきっかけで孤立してゆく主人公の少年・石田将也の触れ合いを描いたもの。日本では昨年9月に公開され、全国120館規模ながら興行収入23億円を記録する大ヒットとなりました。<br />
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同人イベントで隣のサークルに挨拶したら笑われる? 趣味の集いも殺伐とした時代に……

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 同人イベントで、隣のサークルに挨拶したら、けげんな顔をされた。そんな体験をめぐってTwitterなどで、さまざまな議論が繰り広げられている。

 議論の発端となっているのは、同人イベントで、設営時間中に隣のサークルに挨拶をしたら、けげんな顔をされるどころか、なぜか笑われたという体験を綴ったツイート。

 これに対して「自分も同じような体験をしたことがある」という実体験を語る人たちが登場しているのだ。

 同人イベントにサークル参加する場合、両隣のサークルに挨拶をするのは、誰に教わったわけでもないけれども半ば常識なのだが、実は、そう思っているのは限られた人々だけということのようなのだ。

 ある同人誌即売会スタッフによれば、ジャンルによって常識や慣例はさまざまだという。

「けっこう殺伐としているのは、男性向け18禁ではないでしょうか。売上を追っているサークルは、スタンドでポスターを掲示する時に周囲の迷惑を顧みずに、自分のところだけが目立つような設置をしたりしますよ」

 そんな売上重視ゆえの殺伐さに限らず、もともとサークル参加の場合には挨拶するという慣習を知らないという人も増えているという。

「かつては、一般参加にしてもサークル参加にしても、人に聞くとか、そうした情報が載っている雑誌、あとはカタログなんかを読んで、やっていいこと悪いことを学んでいたんだと思います。でも、最近は、そうした経験がなくてもネットで仕入れた知識だけで、同人誌を制作、サークル参加もできますからね」(同)

 とりわけ、一般からサークルまで参加者が同人イベントのマナーを学ぶ資料として機能してきたのが『コミックマーケットカタログ』の「まんがレポート」。ここでは、現在も人に喜ばれる行為やひんしゅくを買うケースが実体験に基づいて投稿されている。けれども、これすらも、すべてのコミケ参加者が読んでいるわけではない。

「もうネットで調べるだけで、カタログを読まない人も多いですしね……」(同)

 本来、ジャンルの相違はあれど同人イベントというのは、広くさまざまな同好の士が集う場のハズ。半日は一緒に過ごすわけだから、挨拶くらいしようよというのは、年寄りのたわ言なんだろうか?
(文=是枝了以)

一日使える無料乗車券配布で話題沸騰! 23区のローカル線「池上線」でどこへ行く?

<p> 来たる10月9日(月・祝)。東急池上線が、開通90周年を迎えたことを記念して、始発から終電まで、一日乗り降り無料乗車券を配布することになり、反響を呼んでいる。</p>

<p> 東急池上線は、1922年に池上本門寺の参詣客の輸送を目的に、蒲田~池上間で開通。その後、1928年に蒲田~五反田間が開通したもの。当初は</p>

書店に並ぶ本の40%が「返品」されている! 数値から見る出版不況

<p> 書店に並ぶ本のうち約40%が「返品」されている――出版不況と言葉では聞くが、数で見ると改めて驚くものがある。思えば90年代にはよく聞いた『ミリオンセラー(100万部突破本)』という言葉も聞かなくなった。出版販促コンサルタントの山本豊氏に、前編に続き、移りゆく書店の姿について話を聞いた。<br />
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有名人になると、かかしにされるのか! 深川『かかしコンクール』が妙に熱い!!

<p> 移動しようと、都営大江戸線の駅を改札へと向かっていたら、出くわしたのが奇妙なポスター。</p>

<p> そこには、なんだかシュールな人形(?)と共に、こんな言葉が。</p>

<p>「第20回かかしコンクール」</p>

書店が6000店も減少している! 懐かしの「ロードサイド書店」をつぶしたのはAmazonか? 

<p> 2000年には2万店以上あった書店が16年には1万4000店まで減っている――近所の町の書店の閉店などを目にし「書店が前よりも減っている感覚」は多くの人にあるだろう。しかし、こうして数で見ると驚くものがある。そしてこれはいわゆる町の本屋さんだけでなく、紀伊國屋書店新宿南店など、都心の大型書店も含まれているのだ。その要因の一つに当然あるのはAmazonだろう。出版販促コンサルタントの山本豊氏に、移りゆく書店の姿について話を聞いた。</p>

男だったら野望を持て! 狂気と暴力が織り成す“殺しんぼ”『野望の王国』

<p> 突然ですが、皆さんの「野望」はなんでしょうか? 人は皆、誰しも心に野望を秘めているはず。社長になりたい、ユーチューバーになりたい、総選挙で推しメンを1位にしたい、ラーメン二郎を全店制覇したいなどなど……。</p>

<p> 今回ご紹介する『野望の王国』は、そんな野望ニストに死ぬまでに一度は読んでほしい作品。東大法学部を首席で卒業するほどの頭脳を持つ男たちが、権力への野望に取り憑かれ、日本を支配するために暴力団・警察・政治・宗教など、ありとあらゆるものを利用して野望を達成しようとする究極のバイオレンス劇画。どこを切ってもすさまじい暴力表現と、狂気のキャラクターにあふれています。こんなに何もかもが狂ってるマンガは、ほかに見たことありません。<br />
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結婚相談所は、二次元嫁を探す場所じゃない!? 「とら婚」ツイートの反響と“リアルオタク”の結婚事情

<p> 各所で注目を集めている、とらのあな結婚相談所「とら婚」のツイートに賛否両論が飛び交い、話題になっている。</p>

<p> 2月に誕生した「とら婚」は、同人誌ショップ「とらのあな」のグループ企業。「趣味と結婚を両立させる。オタクに寄り添う結婚相談所」として、現在約400人が加入しているという。</p>

<p> 問題となったのは、18日に公式アカウントが発した、こんなツイートである。</p>

参拝すればチケットが当選する? 皆中稲荷神社で聞いた、本当の御利益の意味

<p> この神社に参拝すれば、チケットが当選する――。</p>

<p> ジャニーズアイドルをはじめ、競争率の極めて高いライブやコンサートのチケットを求めるアイドルファンの中で、そんな御利益のある神社がウワサされている。</p>

<p> それが、東京は新大久保駅の近くにある皆中稲荷神社。戦国時代からの由緒ある神社が、なぜ「チケットが当選する」神社となったのか? そして、本当に参拝するとチケットが当たるのか? 本当のところを聞いた。</p>

<p> 神社の由緒によれば、この神社の創建は天文2(1533)年。現在の新宿区百人町にあたる武蔵国躑躅ヶ丘に稲荷之大神が出現し、人々に祭られたのだという。以来、地域の氏神として発展してきた神社で、御利益が話題になったのは江戸時代に入ってからのことである。</p>

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